大切なデートで“その場凌ぎの出たとこ勝負”ができない典型的なA型の僕は、完全アウェーの上野ランチを食べログを駆使して候補を探しますが、さっぱりピンとくる店が見つからない。
次第に焦りだした所で名案を思いついた。
そうだ、あれを見よう。
上野・浅草界隈がホームグラウンドの方のランチブログを思い出した。
それを見ながらどれにしよう…、と物色すること約5分。
あった!
味・しつらえ・サービス・価格・店の雰囲気や“とっておき”を感じさせる高級感…。
ランチですら女性を落とせるくらい、全てにおいてイメージと一致するお店を発見したのです。
しかもこのお店は僕も一度行ったことがあるのでアウェーの浅草でも安心。
それにしてもこのブログ、サラメシもデートメシも網羅していてスゴいわ!…と改めて実感。
このブログ主、ランチは毎日更新するのに夜の記事はほとんど書かない…。
さぞかし夜は内緒でブイブイいわしてるに違いない。。。

さて、浅草にある老舗料亭のそのお店は先々週のアド街に出ていて混み具合を心配しながらの参上でありますが、そこはA型。
もちろん予約してあります。
そう、限定10食の鯛茶漬けがいただけるお店です。
3月に一度来たけどなんだか懐かしくもあり、凛とした空気に背筋が伸びる感じ。
夜は食べて飲んだら“片手”くらいいっちゃう様なとても敷居の高い店ですが、女将さんや若女将のフレンドリーな満面での会話がそれを感じさせません。
鯛茶漬けを発注して待つこと7分。
一日限定10食・鯛茶漬け(1890円)鎮座の図。

実に美しい。
食事の感想および内容は過去の記事を読んでいただくとして、椀物の蓋を開けた時のゴボウの香りが素晴らしい。
食後にご主人が修行されていた京都の料亭の話で話が弾んでいたら、女将さんのご実家が僕の父方の京都の実家とご町内だったことが発覚。
番地レベル…、どこそこの角の○○さんのお宅…レベルの会話で大盛り上がり。
父とは年も近いので女将さんと父とは何回もすれ違ってるに違いありません。
それにしても京都の岡崎界隈のdeepな話題を浅草寺裏の老舗料亭で京都弁でお話をするとは…。
この店に一番最初に来た時から会話のほんの少しの節々から“関西弁”ではなく“京都弁”、浅草なのに京都の匂いを感じていたんですが、不思議な縁や偶然に遭遇しました。
そして友人女子は『美味しい~』を連発してすごく幸せそうな笑顔をしています。
女性のこんな笑顔を見ると「色々考えてここにして良かったな~」って心底思えます。
逆にありがとう。

ものすごく久々に会ってまだ浅草散歩とランチをしただけだし、まだこれからメインの美術館だというのに、"つば九郎好きの美しい友人女子"は既に落ちかかってます…(笑)
ぐふふ。。。(以下妄想…)
(株価急上昇中のluke…、あとは真珠の耳飾りの少女を見れば彼女の手は無意識に僕の手に触れ…、美術館を出て上野の公園を歩いてる頃には二人の距離は更に近づき…不忍池の畔あたりで…(以下自主規制))
(妄想終了)
そんな事は起こるハズもなく彼女を家まで送り、マンションの下に着いたところで彼女は言います。
友人女子『lukeさん、つば九郎に会いに行くんでしょ? 今日はありがとう、じゃ~ね(^o^)/』
luke『(あら…???そんだけ!?)』
さっきの妄想の続きでは、てっきり「家でお茶でも…」なんて誘ってもらえるもんだと妄想してて…
その後「もう帰るの? 帰っちゃ…イヤ…」なんて展開になって…
新親友女子になんと言って野球観戦の断りの詫びを入れようかと思っちゃ~いないけど少しは覚悟してたのに…。
あまりにもそっけなく追い返されるlukeのダブルヘッダー第1ラウンドなのでありました。
仕方あるまい、僕にはこれから新親友女子との野球観戦デートがまだある!
気持ちを切り替えて外苑前に向かうlukeではありますが、実は新親友女子という人が更に輪をかけてそっけない女性でありまして、難敵を前に前途多難なダブルヘッダーの第2ラウンドのゴングが鳴るのでありました。