ヤクルトファンはこの射すような西日を浴び耐え忍ぶ代償に美しい夕日を見る権利を得ている。
オペラシティビルに夕日が隠れ、空が鮮やかな橙色に変わると共に時々刻々と空が紫紺に染まってゆく時間は野球を見ることも忘れてしまう。
こんなに長い時間空を見ることって神宮球場以外ではないかもしれない。
今夜の神宮外苑の森は蝉の大合唱も森を抜ける風もとても気持ちがよかった。
誰かが言ってたけど、年に数度でいいから鳴り物＆組織的な応援のない日があってもいいかもしれない。
蝉や森を抜ける風と調和した神宮球場で“素の野球の音”を味わってみたい気もする。
７月１１日以来の神宮球場。
あの時はハタケのまさかの満塁弾に狂喜し、親友女子も滅多に一緒に行けない友達もいたのに、もうすぐおっさんのがーやんの涙の美しさにに図らずも貰い泣きしそうになった夜だった。
あの時は『まだまだイケる！』と思ってたけど、あれからはチーム状態も酷く変わってしまい、去年一昨年よりも早く野戦病院と化したスワローズは相も変わらずの“あと一本病”に患わされている。
今夜はバレンティン不在の厚みと怖さのない打線と、それを見透かした様な谷繁捕手にまざまざとやられた感が否めない。
３位ならイケるだろう…なんて思ってたらあれよあれよという間にカープにも離されていて、目標設定の切り替えに戸惑っているようにも見える。
故障者の多さを理由に負けに対して寛容になりたくないし、｢故障者さえいなければ…｣とも思いたくもない。
そんなかんやの歯がゆさでとにかく悔しい夜なのだ。
◆神宮ビールカウンター
５０＋３＝５３杯(１９試合)
２＋０＝０杯(レモンサワー)
先月は飲酒たったの２回で、今月初のお酒。
今日はどんだけ酔っ払うかと思ってたけど、大好きな神宮球場で大好きなヤクルトスワローズの野球に夕日を見ながら飲むビールはやっぱし美味しかった(^^)v
また行こっと｡｡｡