
『どれにしようかな~。。。』
満員の電車に揺られながら押し合いへし合いをしている中、この中吊り広告を見るとお店やメニューを選ぶような気分になって少しだけ心穏やかな気持ちになります。
とろろ蕎麦というと箱根湯本の"はつはな"を始めとして箱根を思いつきますが、高尾山にはたくさんのお店が色んなとろろ蕎麦を出してくれるんですね。
きっと山で自然薯が採れるのでしょう。
※↓箱根湯本のはつはなのとろろ蕎麦

というわけで、とろろ蕎麦!
昨夜初台のぱとろ~るを強化し過ぎまして、しばらくお酒は飲みたくなりくらいどいひ~な二日酔いには蕎麦に限ります。
そこで高尾山に行ってきた!
…"つもり"になって趣味・料理です。
とりあえず写真上段・左から2番目を目指します(笑)
それこそ京王電車一本で高尾山口まで行けますがね、いかんせん二日酔いだし意外と遠いんですわ。
「料理ネタ飽きた!」
「胸やけしてきた!」
「料理はモグで十分だ!」
皆さんのお気持ち…、わかります、わかりますとも。
僕だって同じ気持ちで書いてるんですからもうちょい待ってて下さいってば。
あと2ヶ月したら野球が始まりますから。
気をとり直してとろろ蕎麦。
自然薯なんてスーパーで売ってるんですか?
幾らくらいするんですか?
大して探す気もありませんでしたがやっぱり見当たらないので、とりあえず大和芋で代用するつもりでしたがそれすらなく、水気が多いのでうまく行きそうにないのは解っていつつも、仕方なく山芋で代用の代用です。
ムムムッ!?
代用の代用…???
思い起こすこと3ヶ月前の雨降る神宮球場、クライマックス第2戦8回裏。
代打・もっさんの場面で投手交代は山口君、そこで代打の代打で野口君が出てきた時の気持ちを思い出してしまいました。
いやね…、野口君がどうこうじゃなくてね、あの大事な場面での右の代打の切り札が
『他に誰かおらんのかい~!』
と言いたくなる戦力に憤りというか、消沈したというか、身の程を知ったというかなんというか…。
その時の気持ちの盛り下がり具合はというと、
“上がりきったあと着地点すら定まらず力なく落ちてくるだけの甲子園のジェット風船”の如し。
あそこはシリーズでラッキーオッサン、いやボーイになっていたもっさんで勝負し切るべきでした。(ま~だ言ってやがる…(笑))
それにしても右の代打は今年も変わらずの布陣なんですよね~、きっと。
お得意の“底上げ”のみで、今年またあんな場面があったら同じ様な気持ちになるのかしら。。。
ん~、厳しい。
しかしあのジェット風船って威勢がいいのはほんの一瞬で、落ち際が実に情けないですよね~。
あれで応援になるのかしら。
まさに尻つぼみじゃんね?
それに他人の唾がついてて酒臭い風船が頭に落ちてくるなんて、おら~まっぴらゴメンだぜ…。
(こんな時だけ江戸っ子口調(笑))
なんの話だっけ?
…そうそう、とろろ蕎麦。
(料理ブログに飽き気味の方になんとか読んでもらおうと、スワローズテイストを織り混ぜながら書いているわけです)
山芋をスリスリして、出汁を入れたかったけど予想通り水っぽいので出汁は入れず、本だしの顆粒と醤油と少しの味噌…ちょっと角があったのでちょっとだけみりん。。。
蕎麦の出汁は昆布と鰹(どちらも顆粒)で作っておいて、蕎麦をちょいと硬めに茹でます。
家で食べる蕎麦はよくある袋に入ってるズルズルの蕎麦よりシャキッと茹でられるし、なにより日持ちがするから乾麺の蕎麦にしています。
出来上がった蕎麦に写真を見ながらとろろをかけて黄身をまん中に乗っけて、青のりをパラパラとして出来上がり。

味?
聞いちゃった?
二日酔いなのに酷なこと聞きますね~?
まずくはないんですがね…
う~ん。。。一言でいうなら…
『高尾山まで行けばよかった。。。』
おあとがよろしいようで。