地元飲み
神宮仲間のとある女子の第一回誕生会は地元でも知る人ぞ知る鮮魚居酒屋なのだが、この店がまた凄い。
まず、メニューはない。
そして週末は予約をしないとほぼ入れなくて、当日電話して入れたらラッキーなお店。
店に入るとたくさん食べるかどうか聞かれて「食べる!」と言うと一品~二品増える仕組み。
そしてなんといってもこの店の”持込みシステム”が奇怪。
「ウチは魚しか出さないから、他に食べたいものやお酒はは持ってきてね~」
ビールやら本格焼酎や日本酒は置いてあるが、近くのスーパーに行って、サラダ、お茶、焼酎、〆のご飯物まで買って出掛ける仕組み。
出てくるものは、突き出し~刺身3~4種~焼き物~煮物~揚げ物に漬け物かなんか・・・。
それで足りなければマスターに言えばまたなにか追加で出してくれる。
驚きは美味しさだけではなくその値段!
これまでお酒を持ち込まずに行ってビール2本に焼酎を2~4杯づつ飲んでも二人で6千円を超えたことは無い。
メニューがなくてほぼ予約制で1回転のみの売り切りの店と考えても・・・、安すぎるのである。
◆刺し盛りは金目鯛・赤貝・蛸・ほたてにお寿司屋の玉子焼き、煮物はなめたカレイの煮付け
持ち込んだ酒は〆張鶴・純(この日本酒の選択は間違いない)
◆ほたて焼き(味付けも何もしてなくて海の匂いがする)
◆三陸産天然あわびの踊り焼き(こんなに美味しいあわびはもう一生食べれないかもしれない・・・)
この日は「誕生日会なので豪勢に・・・」と言っておいたのであわびの踊り焼きが追加で出てきたのと追加で茹でホタルイカ。
それでお会計は・・・4人で一人4千円!!
ビール大瓶4本にシソ焼酎を1本入れて、これだけ食べてこの価格。
(持込は日本酒、麦焼酎、ペットのお茶に寸前に家で炊いたライスw)
二次会はいつものお店パートⅡで飲み直して、Birthdayプレートがサービスで出てきた。
甘いもの食べながらお酒を飲むのも嫌いではないのだ。
その後はカラオケで弾けて奇跡的(強制的!?)に全員ヤクルトファンゆえ勝利を祝って”夏祭り”の大合唱。
春らしい海の幸に始まり、野球シーズン到来で来週の神宮開幕が楽しみになってきたまだ肌寒い春の夜は記憶の曖昧さと共に更けていくのであった。