ちょっと、しらけた。。。
審査員がいて、「見栄え」、「完成度」を相対的に評価したものが加点として加えられる仕組みが良くわからないし、それがそれほどの点差が開く理由が素人には理解できない。
オリンピック招致と一緒で日本人には苦手なロビー活動が事前に必要だったのかしら?
やっぱりスポーツは、”早い”、”強い”がはっきりして判りやすい方が、やってる方も見てる方も後味悪くなくていい。
駅伝の選手が自分の限界ぎりぎりで走り切って襷を繋いだ瞬間に倒れこむ、、、
ラグビーでボールキャリアーに勇気を振り絞って思い切りタックルしてこぼれたボールを見方が拾ってトライ、、、
野球で絶体絶命のピンチで投じた一球が見事に跳ね返される。。。
どれもこれも心熱くし、なんとも言えぬ感情がフツフツと湧いてくる。
どうも勝負に第三者が客観的に絡み、勝敗の裁定を下すのがイマイチしらける要因になっているのかもしれない。
気を取り直して、いよいよ佳境のオリンピック。
今日も早起きをして男子スラロームの試合を観戦したのちスケート女子パシュートとはしご。
なんといっても前回0.03秒差でメダルを逃し、わが(元)ホームゲレンデ苗場で育って、さらに苗場で直前合宿を組んだ皆川選手&冬季オリンピックの花形競技を見ずしてオリンピックを終えるわけにはいかないのだ。
4年前の悔しさを晴らすべく挑んだ試合は5~6本目の旗門不通過で失格。。。
30代にして4年間をこの試合のために打ち込んできて、ほんの十数秒で相果てる。
世代は違えど、この年代でこの十週秒のために4年間これほどに打ち込めるものがあるとは、なにか嫉妬にも似た感情を抱いた。
もし22位とかで終っていたらこの感情は湧かなかったかもしれない。
本人も「4年っていう時間がこんなにあっけなく終わっちゃうのかな・・・」ってしれっと言ってはいたが。。。
悔しいんだろうなぁ。。。
それでも、なんだか羨ましい。