丸太町通りの東端、岡崎天王町の交差点に怪しくたたずむ数奇屋作りの”屋敷”。
料亭「岡崎 つる家」
昭和天皇の即位の大礼が京都御所で行われた際に、その準備のための宿として昭和三年(1928年)に開業したらしい。
イギリス王室、各国大統領等の要人が京都においでになると必ず訪れると言われるが、マスコミにはほとんど登場しない京都の料亭の雄。
私の中ではなんの価値も評価にも値しないミシュラン京都で三ツ星をもらったらしい。
通り側の外観からは中が見えない様に窓も少なくほとんどが壁。入り口は東側に位置していて、素晴らしい庭があるらしいが、当然一見さんお断り。
行ったことも、見たことも、もちろん食べたこともない。
子供の頃から外壁しか見てないし、今後おそらく中に入ることもないであろう”The京都の高級料亭”を想像でしかお伝えできない空しさ。
最近は都内にも沢山店が出店しているので、そこでのランチなら
もしかしたら行けるかもしれない。
岡崎 つる家
それは昔から値段も敷居も高いとだけ聞くその店は近くにありながら
縁遠い場所なのである。