<8月25日> 朝
今日こそ登山をしようと思っていたので、昨晩は酒を
しこたま飲んで早めに就寝しました。
さて朝起きてカーテンを開けると、何と思いっきり
曇っています。雨は降っていないけれど、何やら
寒々とした天気。目の前のダッヒシュタインの頂上
付近もすっぽりと雲に覆われていました。
頂上は2900m、この付近に雲がかかっていると
いうことは本日登ろうと思っているHochgollingも
おそらく同じような天候です。一応テレビでこの地方
の天気を確認すると、曇り時々霧雨、時折晴れ間
という何とも微妙な様子。とにかく階下のレストラン
に下りていきました。
レストランに行くと、長女のMさんが来ていました。
Mさんにはこちらに初めて来たときから大変お世話
になっています。彼女は昔ワールドカップに出場
したスキーヤーでもあり、ドイツ語、イタリア語、
英語を自在に話す方です。大変魅力的な方で
僕はある意味愛する人です。このご主人もまた
良い方なのですが、今回はお仕事でお会いする
ことができませんでした。彼女も自分でペンション
を経営しています。
さて朝食を食べていると弟のFさんとMさんが
僕のところに深刻な顔をしてきました。
Mさん「弟に聞いたんだけど、今日Hochgollingに
行く予定なんでしょ。天気があまり良くないし、
標高が高いところは霧雨で大分悪い。途中から
岩場があって、梯子や鎖場もあるので、雨が
降ってスリップしたらかなり危険よ」
Fさん「天気が午後からは良くなるけど、昼間は
良くないね。あまりお勧めはできないし、明日は
絶対に晴天になるから今日は止めておいた方が
良いよ」
僕「さっき天気予報を見て僕もそう思いました。
ホッホゴリンはあきらめるとして、どこかあまり
天候に左右されないお勧めコースはないですか?」
Mさん「それならGollinghutteからPreintaler Hutte?」
僕「あぁ6時間くらいのコースですね。この前
行ったので・・・」
Mさん「じゃあ この下のリフト乗り場からHochwurzen
の頂上まで行き、その後Ignaz Mattis hutte
を経てUrsprungalmまで縦走するコース
があるけど、それはどう?」(※uのウムラウトの
表示の仕方がわかりません)
早速地図を取り出してそのコースを見ると、なかなか
面白そうです。
僕「どのくらいの距離ですか?」
Mさん「15kmくらいで、6~7時間の行程。
Ursprungalmからはペンションの前の
停留所を通るバスが出ているから、それに
乗って帰ってくればいいでしょ。ただバスの
本数が数少ないから最低でも15時にはそこに
到着していないと駄目よ」
僕「天候も問題ない?」
Mさん「そうねぇ エスケープルートが多いから、
もし途中で雨が降ってきたり、時間がかか
りそうだったら途中で下山してくれば問題
ないわ」
僕「OK Hochgollingは明日にして今日はその
コースにします」
ということで当初の計画を変更することにし
ました。
MさんやFさんの言い方だと、るんるんコースに
思えたのですが、この土地の人にとっての話で
実は・・・・
この続きは次回に~~