こんにちは
まっつんです
今日は
日本語の大切さについて
お話したいと思います
バイリンガルの罠
最近は英語が話せる
有名人も多くなってきて
バイリンガルが
注目されていますが
私は常々
英語よりも
まずは日本語!
と強調しています
以前
日本語の美しさについても
書いてみました
私がドイツ語を始めたは18歳
その後
ドイツ語の試験をパスして
せっかくドイツの大学に入ったのに
大学院の教授が
まさかの英語しかできない
ということで
英語も習得しました
今は
クライアントによっては
ほぼ英語だったりしますし
でもドイツに住んでるので
日常会話はドイツ語
日本の家族と話したり
クライアントとのやりとりや
こうしてブログを書くのは
日本語
なので
日本語2:ドイツ語4:英語4
くらいの感じで生活してます
でも強調したいのは
言語習得の基本は
間違いなく
母国語です
そして母国語で
日本語を話せるなんて
ラッキーなんです
英語は世界的に見て
「できて当たり前」
の言語
特にベルリンにいると
特別なスキルではないです
共通語になるほど
簡単な言語
という見方が
大半のヨーロッパ人の
感覚です
アメリカ人の友達は
ベルリンにいると
ドイツ語を勉強しなくていい
と嘆いていました
(彼女はドイツ語を話したいそう)
だから
日本語ができた方が
よっぽど誇らしいんですよ
常用漢字は約2000字と
言われていて
私たちはこれを日常的に
読んでるんです
ちなみに日本の成人が
平均的に書けるのは
900字弱だそう
しかも漢字発祥の国
中国人でさえも
日本語の音読みと訓読みには
頭を抱えるそうです
ちなみに
ドイツ語のアルファベットは
30文字しかありません
だから
ラテン文字※でない言語
ができるというのは
欧米人にとっては
特別な事だったりします
※ 西ヨーロッパと中央ヨーロッパの大半の言語で用いられるアルファベット
日本語って
欧米人からすると
それほど複雑で
難しい言語なんです
私がキーボードで
日本語を打っていると
海外の友人たちが
スゴイ!!
なんて言ってくれたり
どれだけ他の言語ができても
日本語という基礎がなければ
語彙が少なくて
翻訳や通訳も
まともにできません
私の日本語力も
日本在住の方々に比べると
相当落ちていますが
それでも頑張って
日本語を話すときは
横文字を入れないようにしたり
気を付けています
私の経験上
外国語を高いレベルで話せる方は
母国語も綺麗に話されます
例えば日本人で
大人になって
ドイツ語を勉強した人で
ドイツ語が上手だな〜
と思う人は
日本語も綺麗
なことが多いです
最近思うのは
仕事上
海外の人とコミュニケーションを
取らないといけない人以外は
自動翻訳機や
通訳さんに頼っても
いいんじゃないかなと
将来的には
同時通訳もやってくれる
テクノロジーが出てくるでしょうし・・
だから
まずは日本語
これに尽きます
言語は国家の安全保障
言語はその国の誇りです
ヨーロッパだと
北欧やバルト三国など
人口の少ない国は
経済的な側面から
英語の能力は高いですが
母国語を大切にしています
北欧の方々と
お仕事をさせてもらうこともありますが
母国語に誇りを持っていることが
とっても伝わってきます
それらの国に行くと
街中の広告や
地元のレストランのメニュー
スーパーの商品の
英語の表記が
(英語のスキルとは反比例して)
断然少ないないことに
驚かされます
言語を守らなければ
国が滅びるということを
彼らは分かっているそう
そう、
言語を守ることは
国家の安全保障
と言っても
過言ではないのです
日本語を母国語とする人は
1億人以上います
そして
日本国内だけで
経済を回そうと思えば
回せてしまえるくらいの国力が
日本にはあります
こんな国は珍しいんです!
だから日本の方にとっては
言語=安全保障
なんて
現実味がないかもしれませんが
人口が数百万人しかいない国は
国の存続を懸けて
母国語を一生懸命
守っていたりします
そんなわけで
日本語をまずは勉強することが
外国語習得の基礎になる
というお話でした
それではまた明後日
まっつん
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