北朝鮮のICBM開発が加速している。核ミサイルによるアメリカ大陸への攻撃能力を北朝鮮が獲得するまでにあとどれくらいの猶予期間があるのか。アメリカ当局の以前の予測では2-3年ということだったが、先日のICBM発射実験を受けて早ければ2018年と予測を修正。それって来年だよね!
トランプ政権はどうするつもりだろう? 共和党の重鎮グラハム上院議員は大統領が軍事行動も辞さない発言をしたと伝えた。一方でティラーソン国務長官は話し合いを呼びかけるメッセージを発している。
巷には戦争を煽る輩もいるようだが、さすがにその選択肢は無理じゃないかな。武力衝突になれば通常兵器でも韓国・日本・極東米軍に想像を絶する規模の被害と犠牲が出るのは確実で、中国・ロシアが紛争に介入する可能性もある。中露は混乱に乗じてアメリカの体力を削ぎたい思惑もあるからね。そんな分の悪い賭けをトランプ大統領といえどもそう簡単に決断出来るとは思えない。
恐らく北朝鮮問題はこのまま膠着状態が続いて、最終的にアメリカは北朝鮮とディールを結ぶことになるんじゃないだろうか。過去にアメリカは大量破壊兵器を持とうとしたフセインのイラク、カダフィのリビアを潰した一方でパキスタンを核保有国として認めるというダブルスタンダードを演じている。
アメリカにとって最も重要なことは核兵器がテロリストの手に渡るのを阻止すること。核拡散防止の保証さえ得られれば、北朝鮮とのディールもやぶさかでは無いだろう。そしてその交渉を少しでも有利に進める為の布石として今回の強気発言があるのだと思う。
小心者で負けず嫌いでええかっこしいのトランプ大統領にとって、北朝鮮との交渉はとてもとても、とてーもやりたくない嫌な仕事になるだろうな。でもこそは最高指揮官、commander in Chiefとしての責任を是非果たして頂きたいものである。

朝鮮半島の平和的統一を呼びかける活動家たち