普段無意識のうちに使い分けている日本語と英語。人間は一つの脳しかないんだけどその一個の中に日本語回路と英語回路の2つが独立して存在している。この感覚を実感できる人はバイリンガルと呼べる条件の一つをクリアーしている人でしょう。

これは例えると1個のコンピューターの中にWindowsとMacOSが同時にインストールされているようなものかな。システムが全く別物なので2つのOSは同時には動かない。日本語を使う際は日本語OSだけが作動し英語OSは休止。英語を使う際はその逆、という感じだ。

多くの日本人が英語の習得に苦労する原因がここにある気がする。つまり英語を話すときは日本語回路は休止しないといけないんだけど、それが出来ずに、英語を聞く->日本語に訳す->日本語で概念を思考->英語に訳す->英語でアウトプット、という流れになってしまっている。 本来は英語を聞く->英語で概念を思考->英語でアウトプット、でないといけない。

しかしこれは何事にも正確さを求める日本人の気質を考えると案外難しいことなのかも知れない。アメリカにいる日本人以外の外国人を見ているとアバウトな性格が幸いしてか結果的にこのオンオフが上手く出来ているような気がするのだ。

2つの言語OSを同時に動かすには大きなエネルギーを要し脳に多大な負担がかかる。そしてそのせいで処理スピードが出ない。スタミナも続かない。英語を楽に運用する方法はこの日本語OS休止動作を意識して習得することだと思います。