と言っても私ではなく友人Mの話。以前からNYでラーメン屋を開業したいと調査や準備を進めてきた。それがいよいよ具体化する段階となり、まずは運営会社を設立するのでその契約書を見て欲しいと相談にやってきた。

会社は単独資本ではなく主に日本在住の投資家から出資を募るとの事。なので見せられたのは出資契約書だ。投資してもらうにあたり出資者の権利・義務関係がつらつらと述べられている。ざっと目を通して、定型的な内容ですね、ってまず一言(笑)

私は弁護士ではないし内容のチェックは出来ないけど、出資してくれる投資家に対してどの様な姿勢で向き合うべきか、については思う範囲でアドバイスしておいた。実は私の会社も日本に少数株主がいるのでね。

Mが悩んでいる点はこの訴訟社会のアメリカで作られた定型的なこの契約書を、日本の投資家達がそのまま目にしたらビビッて引いてしまうんじゃないか、と。なので出来れば不安を煽るような箇所は割愛もしくは丸い表現にしておきたい。

さらに曰く、出資者の多くはある程度資産に余裕があって、”お金だけ預けるので後はお任せします”的な態度らしい。なので契約書も形式的なものにしておいて、後々の運営上もこちらが動きを取りやすいようにしたいそうだ。でもねぇ、そうやってお任せって言う人に限って後で豹変するんだよ。特に問題が生じたときに。

だから、契約書の中のヤバそうと感じられる点も細かい決め事も面倒がらずに意を尽くして説明して納得してらうべきだって。そうして株主の理解を得ておくことが今後の自身の行動を律していく上での力になるよ、って。

でも、現場の実情を知らない株主にいちいち説明や了解を取りながら事業を運営するのは大変だよな、大株主は自分なんだし、、ってM。 だ・か・ら、そこをうまくやってくのが経営者でしょ。

いわゆるバブル世代のMは元建設省で都市計画をやっていただけあって、市場調査や企画立案はさすがというレベル。 しかも持ち前の育ちの良さと物怖じしない性格で、どんどんネットワークを広げていく様は傍で見ていてとても羨ましい。

そんなM、来週は契約書を持って株主に会いに日本各地を廻るらしい。 友人としては是非成功して欲しいし微力ながら出来るだけの協力は惜しまないつもりだ。 がんばれ、M!