いつもカイに言ってるコト。
「苦手なことをやり続けてると得意になるんだ!」
そう、続けることが一番大事なんです。
できないからってあきらめちゃダメなんです。
が、
そう言ってる自分は、いつまでたっても苦手なエギを克服できない。
続けることが大切なのはわかる、わかるよ、でもね、
どうも、3投して反応がないと飽きる・・・。
だんだん底まで沈ませることすら我慢できなくなる。
それをふまえて・・・。
2012年最終戦は、カイの友達のレンも連れて大島へ。
ギリギリ青物かシーバスが回ってくるのを打ちに行った。
レンはエギ用のロッドを買ったばっかりで、イカが釣りたいようだが大人の事情で却下だ。
が、
前回に続いて、暴風・・・。
風ウラを探してさまようと、この前エソが爆釣した場所は風が弱い。
うっ、ここはコウイカを釣った場所だが、あれは事故だ。
カイには言っていないが、1投目に着水した後しばらく置いてしゃくったらノッてた的にクソまぐれだ。
しかし、よせばいいのにカイが、
「この前ここでコウイカ釣ったよ!」
「マジで!」
ほら、レンのテンション上がっちゃったじゃん!
ヤバい、絶対釣らせなきゃなんないじゃん・・・。
仕方なくレンを連れてエギング開始。
カイは防波堤の先端でジギングしてるし・・・丸投げかよ!
知ってることを一通り教えるか・・・ってよく知らないけど。
「まず投げて、糸を出して底に着いたらシャクッて・・・」
(こんなんで釣れたら苦労せんわ!)
「また底に着くまで落として、着いたらシャクッ・・・」
ガシッ!
あれれれ?お、重いぞ?ヤバイ、きた・・・。
そこそこのサイズが水面に上がってきた。
レン「すげぇ!もう釣れた!」
と、ビックリした顔でスゲェスゲェを連発。
尊敬のまなざしで俺を見てる。
「ま、まぁ、こんなもんだよ。やってみ」
ってクールに言うけど、俺が一番ビックリしてんよ!
釣れたポイントをレンに譲り、その横で数投すると再び、
ガシッ!
二杯目きた! なんというミラクル!
すげぇ、苦手を克服したんじゃねぇ?
その後はレンに付いてレクチャーし、レンもゲット!
大喜び。
すると、ジギングしていたカイがいつの間にかエギを俺らのポイントに投げてきてる。
しかもポコポコあげてやがる!
結局レン1杯、俺3杯・・・カイ4杯・・・。
・・・負けた・・・
せっかく克服したと思ったのに・・・
いつもより長くシャクッています、だったのに・・・
その後暴風は勢いを増し、今年最後の釣りは終了。
片づけてる時にカイが寄ってきてボソッと一言。
「俺、4杯・・・」
2013年のリベンジを誓うのでした。
ただ、苦手なエギはやり続けても得意になる気がしません・・・。