負けられない戦い-2 | 「迷ったらGO!」

「迷ったらGO!」

思い立ったらやっちゃえ!的に行き当たりばったりで行動してしまう、いくつになっても落ち着けないベイスターズファンの親父と、カープ命の母親ジュン、そしてなぜかドラゴンズ狂の息子カイが繰り広げる三つ巴の熱き戦いをお送りします。

もうね、寝ようと目をつむると、電気ウキが赤くフ~ラフラ漂ってるのが瞼の裏に浮かぶわ。


病気か!


そんな中、なんとかタチウオが釣りたい一心で5時起き。


でも、ものすごい強風で、テンションだだ下がり・・・。


案の定、タチウオ回ってこず・・・


明け方のタイも不発・・・


アオリは強風で釣りにならず・・・。


「あ~・・・朝焼けがキレイだね・・・釣れなくたってこの朝焼けを見たら、心が癒され・・・るわきゃねぇだろ~!!」


と二人でブチ切れながら、駐車場代300円をさっき払ったにも関わらず上関を後にした。


ジュンとカイが釣りしながら待っている大畠港へ。


カイ、5年ぶりにケンと対面。


5年前、ケンから股間に電気アンマをされ、「ヤメロ~!」と甲高い声で抵抗してた時以来だ。


「お~、カイ、久しぶり。大きくなったな」


「こんにちは・・・」


お、さすがのケンも5年前のノリじゃダメだって気付いたか?


と思ったら、


「前会った時はこんなに(親指くらい)小さかったのに・・・」


言い忘れたが、ケンのボケは長い・・・


そしてつまらない・・・。


だから、ボケが終わるか終わらないかのタイミングで突っ込むのが正解だ。


・・・なんの話だっけ?


そうそう、合流してから大島に渡り、前回良い思いをした外入へ直行。


狙いはカワハギ・・・ウマヅラじゃないヤツ。


ただ外は、俺らだけならとっくにに帰ってるわってくらいのものすごい強風。


でもせっかくニューヨークから来たんだし、ホストとしてはタチウオが釣れなかった今、カワハギは釣って食べてもらわないと・・・


という「深イイ~」友達思いの俺は本気を出した!


強風の中、カワハギの小さなアタリを真剣に感じながら20センチ弱をゲット。


キモもパンパン!


これでカワハギ食べてもらえる!


そんな俺の友情にケンは一言、


「・・・小せえな・・・」


ま、そんなもんだ・・・。


その後も数は釣れるもののサイズが出ない。


昼にジュンが家から作っていったおでんを食べ、


「なんでもいいから一番大きい生き物を釣ったもん勝ち30分勝負」


を行うも、スタートの合図前に投げたケンの糸が切れ、


仕掛けを作りなおして再度投げた直後にカイが34センチのエソを釣り、


今日の展開からいってそれ以上デカイ魚が釣れる気配もなく、開始5分で全員戦意喪失。


これ物理的にも心理的にも以上釣れないと判断し、場所を移動。


そこでいきなり25センチのカワハギを2枚と、カイが念願のアオリを1杯ゲット。


そこで、昨日の夕方5時から26時間にわたる釣りが終了した。


まぁ、前回よりは短いし寝た時間も長い。


前回は30時間くらい海にいて、うち睡眠時間3時間くらいだった。


結局釣果は、

南蛮漬け用小アジ&刺身orアジ丼用アジいっぱい、

巨大アナゴ2匹、カワハギ20~25センチ8枚、

マダイ小4枚、キス4匹、マダコ1杯、アオリ1杯


まぁ、みんなで食べられるくらいは釣れた。

本命のタチウオは釣れなかったものの、ケンは大満足で大島を後にし、昨日は滞在時間15分のウチに帰って行ったのでした。


で、また今日も魚の写真はないのでした・・・。