もうね、寝ようと目をつむると、電気ウキが赤くフ~ラフラ漂ってるのが瞼の裏に浮かぶわ。
病気か!
そんな中、なんとかタチウオが釣りたい一心で5時起き。
でも、ものすごい強風で、テンションだだ下がり・・・。
案の定、タチウオ回ってこず・・・
明け方のタイも不発・・・
アオリは強風で釣りにならず・・・。
「あ~・・・朝焼けがキレイだね・・・釣れなくたってこの朝焼けを見たら、心が癒され・・・るわきゃねぇだろ~!!」
と二人でブチ切れながら、駐車場代300円をさっき払ったにも関わらず上関を後にした。
ジュンとカイが釣りしながら待っている大畠港へ。
カイ、5年ぶりにケンと対面。
5年前、ケンから股間に電気アンマをされ、「ヤメロ~!」と甲高い声で抵抗してた時以来だ。
「お~、カイ、久しぶり。大きくなったな」
「こんにちは・・・」
お、さすがのケンも5年前のノリじゃダメだって気付いたか?
と思ったら、
「前会った時はこんなに(親指くらい)小さかったのに・・・」
言い忘れたが、ケンのボケは長い・・・
そしてつまらない・・・。
だから、ボケが終わるか終わらないかのタイミングで突っ込むのが正解だ。
・・・なんの話だっけ?
そうそう、合流してから大島に渡り、前回良い思いをした外入へ直行。
狙いはカワハギ・・・ウマヅラじゃないヤツ。
ただ外は、俺らだけならとっくにに帰ってるわってくらいのものすごい強風。
でもせっかくニューヨークから来たんだし、ホストとしてはタチウオが釣れなかった今、カワハギは釣って食べてもらわないと・・・
という「深イイ~」友達思いの俺は本気を出した!
強風の中、カワハギの小さなアタリを真剣に感じながら20センチ弱をゲット。
キモもパンパン!
これでカワハギ食べてもらえる!
そんな俺の友情にケンは一言、
「・・・小せえな・・・」
ま、そんなもんだ・・・。
その後も数は釣れるもののサイズが出ない。
昼にジュンが家から作っていったおでんを食べ、
「なんでもいいから一番大きい生き物を釣ったもん勝ち30分勝負」
を行うも、スタートの合図前に投げたケンの糸が切れ、
仕掛けを作りなおして再度投げた直後にカイが34センチのエソを釣り、
今日の展開からいってそれ以上デカイ魚が釣れる気配もなく、開始5分で全員戦意喪失。
これ物理的にも心理的にも以上釣れないと判断し、場所を移動。
そこでいきなり25センチのカワハギを2枚と、カイが念願のアオリを1杯ゲット。
そこで、昨日の夕方5時から26時間にわたる釣りが終了した。
まぁ、前回よりは短いし寝た時間も長い。
前回は30時間くらい海にいて、うち睡眠時間3時間くらいだった。
結局釣果は、
南蛮漬け用小アジ&刺身orアジ丼用アジいっぱい、
巨大アナゴ2匹、カワハギ20~25センチ8枚、
マダイ小4枚、キス4匹、マダコ1杯、アオリ1杯
まぁ、みんなで食べられるくらいは釣れた。
本命のタチウオは釣れなかったものの、ケンは大満足で大島を後にし、昨日は滞在時間15分のウチに帰って行ったのでした。
で、また今日も魚の写真はないのでした・・・。