毎月1度に駅舎の横で催される鉄道模型ノミの市、こちらもバカンス明け~
暑さが和らいだ秋の休日、お昼ごろに外出。
ほぼ2か月ぶりに再会するラストロの常連たち。
顔を合わせてまず話題されたのは、東京オリンピック決定のこと。
何人から「おめでとう」と声をかけられたことか・・
焼きもちややっかみの感情は微塵も感じられません。
スペインの知人たちは、マドリッド招致についてはおしなべて慎重で冷静でした。
おじさんたちのコメントの一部より、
「モーロ(イスラム教徒の俗語)の国でオリンピックなんてあり得ない」
「マドリッドでやるったって、そんなカネがどこから出てくるんだ?」
「日本は財力があるし、選ばれたのは極めて論理的」
いろんな意見が飛び交いましたが、皆一様に東京開催に好意的なのは印象的。
あとは時節柄、「バカンスはどこへ行ったか?」というのも典型的な話題。
たまに買う店のペペは、イギリスへ行ってきたとのこと。奥さんが英国人なので、つまりは妻の実家に里帰り。「イギリスはあちこちにSL復活鉄道があって面白いぞ。えーと、オレは英語ダメだから、綴りは家内に聞いてくれ。そう、Welsh Highland Railway という所を見てきた。 機関車の状態はいいし、路線も見事に整備されている。それから、ヨ-クの鉄道博物館はピカイチで、是非お薦めだ。ビクトリア女王の王室列車もある」と言いつつ、デジカメ画像を数枚見せてくれました。写っているのは流線型ブルーのピカピカのサー・ナイジェル・グレズリー号。なるほど、ここに展示されているのか・・と頭にインプット。
さらに「日本のメーカーがアメリカに特注した、HOモーグル型蒸気が家にあるんだが、30年前の精密な手工品だよ。どうかね?」といった口コミのオファーもあります。
ひと通り知人と挨拶を交わして、縁台に並んでいる品々の物色にかかります。
メルクリンZ アメリカ型流線型蒸気
ニューヨーク・セントラル コモドア・バンダービルト号
気になる存在ですが、値段的に手が出ません。他に優先順位の高い機種が幾つもあるので、今のところスルー
今日は眺めるだけで、買わないつもりで来たのに、ペペ氏が「入荷したばかりの新製品だよ」と目くばせして示したのが、Nゲージワイン樽貨車。ちょうど葡萄の収穫シーズン、あまりにタイムリーすぎ。さすがツボを心得ていらっしゃる。
オリンピック開催のご祝儀買い(?)のつもりで、ま、いっか・・と衝動買い。
今回の収穫品
ワインセラー貨車2両 Torres社&C.V.N.E社
HOフィギュア 雪ダルマと子供たち これはXmasデコに使えそう・・