9月の鉄模市 | スペイン鉄道暮らし

スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

毎月1度に駅舎の横で催される鉄道模型ノミの市、こちらもバカンス明け~ 
 ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行

暑さが和らいだ秋の休日、お昼ごろに外出。

ほぼ2か月ぶりに再会するラストロの常連たち。

顔を合わせてまず話題されたのは、東京オリンピック決定のこと。

何人から「おめでとう」と声をかけられたことか・・

焼きもちややっかみの感情は微塵も感じられません。

スペインの知人たちは、マドリッド招致についてはおしなべて慎重で冷静でした。

おじさんたちのコメントの一部より、

「モーロ(イスラム教徒の俗語)の国でオリンピックなんてあり得ない」

「マドリッドでやるったって、そんなカネがどこから出てくるんだ?」

「日本は財力があるし、選ばれたのは極めて論理的」

いろんな意見が飛び交いましたが、皆一様に東京開催に好意的なのは印象的。


あとは時節柄、「バカンスはどこへ行ったか?」というのも典型的な話題。

たまに買う店のペペは、イギリスへ行ってきたとのこと。奥さんが英国人なので、つまりは妻の実家に里帰り。「イギリスはあちこちにSL復活鉄道があって面白いぞ。えーと、オレは英語ダメだから、綴りは家内に聞いてくれ。そう、Welsh Highland Railway という所を見てきた。 機関車の状態はいいし、路線も見事に整備されている。それから、ヨ-クの鉄道博物館はピカイチで、是非お薦めだ。ビクトリア女王の王室列車もある」と言いつつ、デジカメ画像を数枚見せてくれました。写っているのは流線型ブルーのピカピカのサー・ナイジェル・グレズリー号。なるほど、ここに展示されているのか・・と頭にインプット。

さらに「日本のメーカーがアメリカに特注した、HOモーグル型蒸気が家にあるんだが、30年前の精密な手工品だよ。どうかね?」といった口コミのオファーもあります。


ひと通り知人と挨拶を交わして、縁台に並んでいる品々の物色にかかります。
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メルクリンZ アメリカ型流線型蒸気

ニューヨーク・セントラル コモドア・バンダービルト号

気になる存在ですが、値段的に手が出ません。他に優先順位の高い機種が幾つもあるので、今のところスルー


今日は眺めるだけで、買わないつもりで来たのに、ペペ氏が「入荷したばかりの新製品だよ」と目くばせして示したのが、Nゲージワイン樽貨車。ちょうど葡萄の収穫シーズン、あまりにタイムリーすぎ。さすがツボを心得ていらっしゃる。

オリンピック開催のご祝儀買い(?)のつもりで、ま、いっか・・と衝動買い。


今回の収穫品
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ワインセラー貨車2両 Torres社&C.V.N.E

HOフィギュア 雪ダルマと子供たち これはXmasデコに使えそう・・