ルートヴィヒ2世お召し列車
Railex製トリスタン号は極小サイズの非動力車なので、
モーター内蔵車(2段目)を連結して押し進みます
歴史
1844年 祖父ルードヴィヒ1世、宰相フォン・アベルに国王専用車の製造を要請。
1850年 父王マクシミリアン2世によりお召し列車完成。編成はサロン車3両、客車2両、荷物車1両。ニュールンベルク王立工場にて製造。
1859年 別の王室列車をKlett&Compが製造。
1860年7月15日に完成したサロン客車にはNo9241 Klett&Compという銘が見られる。王は宰相に命じて鉄道公共工事を推進、走行用客車を発注。
1859~62年 王室用サロンカー9台製造、その内の5台はルートヴィヒ2世用。
1865年に製造されたサロン車とテラス車は、現在ニュールンベルク鉄道博物館に所蔵
1867年 王はフランス訪問の際にルイ14世様式に深い感銘を受けて専用車の改装に着手。建築家ブルクリンに委託するが、王の意に添わず中断。王立劇場の建設者フランツ・セイツに要請。改装に約6か月を要し、18300フローリンを費した。国王はお召し列車にも莫大な予算を投じた。
1868年 国王専用サロンカーの屋根に王冠を載せる。ボギー台車と空気圧縮式ブレーキ、ガス灯照明装備。
1891~93年 王の死後に近代的な改装が施された。編成はサロン車、テラス車、側近随行車2両、スィート車、暖房車、厨房車2両、荷物車。
1918年 ドイツ帝国の終焉まで使われた。
(パンフからの抄訳)
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