スペイン独特のフォルムで知られている特急列車タルゴ。
前に紹介したコルドバ唯一の模型屋「ロス・ギジェルモス」で偶然発見!
知名度は低いながらも丁寧な製品を手がけるスペインのメーカー、Mabar社から発売された単品の電源車。
数あるタルゴ車輌のうちでも、この旧型タルゴⅢが好きです。
すでに客車6輌はセコハンでゲットしたので、次の課題は牽引機。
仕事のスタンバイのために一本早いAVEで行きましたので余裕。宿泊ホテルは中心街のテンディーリャス広場、路地を一本入るとで模型店さん。土曜日なのでシエスタ前に閉店です。その間際にセーフ。
ショーウィンドーのタルゴ車輌に目がとまり、ひょっとして動力車かな・・?と思い、それを確かめるために店内にふらり。残念ながらモーターなしワゴンでありましたが、限定品という言葉につられて、つい衝動買い。
この数日間はコルドバの闘牛場(!)において、テニスのデヴィス・カップが開催されているので、普段よりも活気があります。フランスに対抗してスペイン選手の健闘が際立っています。
店主のおじさんとレジで立ち話をしながら、店の由来についても尋ねてみました。
1906年の建物の一階、第二次大戦後まもなく店を出して、元々は皮革製品や装身具類を扱っていましたが、スペインのクリスマスプレゼント、とりわけ1月6日のレジェス祭の子供向け玩具販売に手を染めたのがきっかけで、1970年代に鉄道模型も置くようになったとのこと。日本でもそうでしたが、スペインでも70年代に鉄模ブームがあったようです。
モロッコのタンジェまで出張するので、しばし日記の更新ができません、あしからず・・

