スクレはボリビアの憲法上の首都、人口22万人。
スペイン植民地時代の典型的な区画と白壁の家並みが特徴で、コロニアル様式の建物や教会・修道院が多い町です。旧市街の景観は世界遺産となっています。
ここまでは万事順調だったのですが、この町で痛い目に遭いました。ナイフ強盗に襲われて、ニコンの一眼レフカメラを奪われてしまったのです。各地で夜景写真も撮っているので、路地をウロウロ歩いていたところを3人組に狙われました。南米は危険だといくことは承知の上で、最初のうちは気をつけていたのですが、それまで立ち寄った各都市では、夜に平気で出歩いても特に危ない目に遭わなかったので、甘く見て油断してしまいました。
同時に、入っていたメモリーカードも失ったので、それまで撮影したペルーとボリビア前半の写真、とりわけマチュピチュとチチカカ湖、各地の遺跡の細部や民族フェスティバルの様子を写した、約8000枚余りが消滅しました。こまめにメモリーカードを替えなかったこと、バックアップのコピーを取らなかったことは、自分の致命的なミスであります。
ブログにアップしているのは、サブカメラとして使っているLumixで撮ったもので、万が一に備えて、いつも旅行にはカメラは2台持っていきます。
廃駅となった建物、司法関連の役所として利用されています。
ホームはそのままですが、線路は殆ど撤去されています
反対側を見ると、なんと古い蒸気機関車が!
心躍らせて近づいてみました。
サイドアングル どことなく日本のキューロクに似た風情
逆のサイドからも・・ 撮る角度によって趣きが違ってきます
フロントにはアメリカ式のカウキッチャー 窯の部分の計器は全て取り去られています
長い間お疲れさま~
