19世紀に活躍したバイエルン王国の往年の名機「トリスタン号」
1873年、 ルートヴィヒ王の治世で製造された歴史的な機関車。
日本では明治維新の頃、ニュールンベルクからミュンヘンあたりを走っていたわけです。
この機種も、ルードウィヒ&ノイシュヴァン・テーマの一環として位置づけられます。「トリスタン号」と来れば、ペアで「イソルデ号」があっても良いように思われますが、そうした粋なセンスのネーミングをすれば、鉄道への興趣も倍加しますね。
懇意にしているフランスの業者に問い合わせてみると、ちょうど2台のストックがあり、一方を提供しようという返事と画像が届いたので、メールで注文しました。若干、製造年が異なった機種と色違いのモデルがありますが、この濃紺色が一番欲しかったものです。ただし自走機関車ではなく、別途にモーター内蔵車を調達して、後押しさせることが必要となります。
トリスタン号のコンビネーションとして最もふさわしい動力客車は既に入手済なので、追って紹介することにいたしましょう。