グラスカステンのZゲージ機関車が、ドイツから届いていました。
最近惚れ込んでいる機種のひとつで、比較のために各ゲージで手に入れようと目論んでいます。
その個性的な形が気に入っていて、眺めているだけでも満足。
今回はグリーンの車体を選びましたが、他に塗装違いのモデルがあります。
実物は、年代的に緑色の機種の方が古く、1905年に製造されました。
さすがZモデル! 全長わずか32mm。
極小サイズながら、細部がリアルに再現されています。
これだけ小さいと、内部にモーターやギアを組み込むのは困難でしょう。
ドイツの Modellbau 社が製造しており、新品を注文した場合、定価490ユーロ。
これはオークション上のセコハン品なので、約4割ぐらいのお値段でした。
しかしながら、自走する機関車でもないのにすいぶん割り高だなぁ という感じは拭い切れません。
小包から取り出してレールに乗せてみると、問題点が2つありました。
まず、車輪が回らないということです。
これはロッドロンクのアームが車軸のビスと接触するのが原因で、リンクと車輪を若干引き離すことで解決しました。
その作業中にリンクが外れてしまい、あわわ、壊れたか! と焦りましたが、
よく見ると、構造は至って単純で、リンクの支点を瞬間接着剤で車体に固定することで一件落着。
ピストンリンク部の作りがいささか脆弱なのが欠点。
日本製ならば、おそらくもっと精密なロッドリンクを造るだろうと思います。
もう一点は、連結器は小さな穴のみで、他の車輌を繋げないということです。
同じく特殊車輌の専門メーカー Railex社のものでも合いません。
カプラーを換えられる構造にはなっていない様子なので、どうしたらいいか思案中。
近日中に、HOゲージ版のプレミアム物が届く手筈なので、とても楽しみ♪