- 本日の主人公の女の子3歳
- 主人公のママとパパ
- 主人公の祖父と祖母
- 主人公の叔母と叔父
- 主人公のママの叔父さん夫婦。
- 主人公のパパの近所のお友達夫婦。
- 主人公のママの友人6名。
イタリアに来て思うのは、
とにかく毎日問題が尽きない!!
今までに見た・遭ったのは思い出せるだけでも、
・日常茶飯事の交通事故
・通知無しの通行止め
・職場での爆発事故
・職場のオフィスの雨漏り
・自宅風呂での電球爆発
などなどなど。。。
先日の初夏晴れのある日、海岸通を歩いていると、電工掲示板にこの表示、、、
⛄❄気温摂氏マイナス60℃❄⛄
なんでやね~ん!!
ボストーク基地じゃあるまいし。。。
すごいのは、これを見ても誰一人指を指して笑ってる人を見かけないこと。
こんな感じで、毎日何かが故障したり動かなかったり。
こんな社会では、みんなが毎日あらゆる問題に対処して生活しています。
翻って日本では、あらゆるものが正常に機能するのが当たり前。
なので、いざ問題が起こると頭が真っ白になった経験がありませんか?
日本人夫婦の私達もこんな日常を送りながら、問題対処能力に磨きをかけつつ、一方で日本の完璧なシステムを恋しく思うのです。
前回に続いて、ヨーロッパにおけるポスドクと研究者のお給料のお話。
3.税金の免除について
最後に、手取り所得に甚大な影響を与える税金とその免除について。特定職種の外国人への期間限定税金免除は、アメリカが有名ですがヨーロッパにも存在します。
所得税はヨーロッパのそれぞれの国で独自のシステムがあるので、国によって税率は変わってきます。一般に北欧は税率が高いイメージがありますが、イタリアに来てその所得税率の高さに大いに驚きました(前述したように30%程度)。ただしイタリアは、Tremonti lawという科学技術系の外国人労働者への所得税免除システムがあり、これに該当すると所得税がゼロに(ただし所得税はゼロでも、社会保障費は発生し給与の10-13%程度は天引きされます。)。
現時点での申請資格の主なものは、
1.過去2年の研究実績の証明(学位証明書、発表論文など)
2.イタリアに来る直前に、国外に住んでいること
3.直近でイタリアでの労働がないこと(?)
4.滞在許可証(Permesso di soggiorno)
5.7月3日(年によっては2日?)までに住民登録証明書を取得(Certificato di residenza)
(5については、年間183日以上イタリアでの労働が必要、との条件から。)
ただし住民登録には滞在許可(取得に3-6か月必要)が必要で、更に住民登録後一か月ほどして、初めて住民登録証明書が取得可能というシステム。
実質的には、5月1日から契約開始して時間的に何とか取得可能、というようなシステムです。
この資格は2018年現在、仕事開始から4年間有効なので、一時滞在のポスドク・研究者にとっては大変嬉しいシステム(ただしカレンダー年で4年)。他にも申請条件があるため、また法律がコロコロ変わるため、興味のある方はご自身で調べてください。
北欧でも類似のシステムはありますが、私のいた国では最長で2年。更に2年を超えて仕事をすると、それまでの2年で免除された税金も、遡って納めなければいけないという、残酷なシステムでした。それを考えるとイタリアのシステムはとても嬉しい。
総括として
ヨーロッパのポスドク・研究者の給与は、日本より多少は良いかと思います。ただし物価が高い街(特に家賃)に住むと、結構かつかつの生活になりそう。特に家族連れだと、免除がないと経済的に厳しいと思われます。ただ免除があれば、一時的に日本のサラリーマンと変わらない生活を送れると思います。
理想としては、フェローシップを取り税金免除のもと貯金をし、日本に帰って為替・物価の違いを享受する、という感じでしょうか。
日本に帰るところのある研究者の方は、ぜひヨーロッパでの研究滞在を検討頂ければと思います。
(注)金額やシステムは私個人の知識であり、間違いの可能性もあるためご自身でご確認をお願いします。
今回は、ヨーロッパでの研究者としての収入のお話。
日本での研究者と違い、外国人ならではの税金免除もあるため、参考にと思い私の経験を元にまとめました。
下記の情報は、私のフィールドである、物理・工学・生命医学を含む、学際的・Interdiciplinaryな分野を例として。私は北欧のある国とイタリアでの研究経験があるので、その経験から書いています。ただ個人的な感覚では、旧西側諸国では国によっての差異は±10%程度かと思われます。
1.ポジション別の一ヶ月の給料の目安
(北欧は国立大学、イタリアは国立研究機関の目安)
博士の学生: 1800ユーロ(イタリア)、2100ユーロ(北欧)
ポスドク給料: 2500ユーロ〜5000ユーロ(イタリア)、2500ユーロ〜4500ユーロ(北欧)
税金および社会保障費: イタリア・北欧ともに、給料の3〜4割
*博士の学生は授業料が無料な国がほとんど。
*イタリアの大学は給料がもっと低く、教授でも4000ユーロ強と聞く。
2.給料が高いポジション
「フェローシップ」
ヨーロッパでは、各種のフェローシップがあります。
これは博士号取得後、研究者個人として自分の給料を取得するシステム。
(日本で言う、JSPSの特別研究員に当たると思われる)。
最高峰は、MSCA-IFで、通称Marie-Curie Fellowshipと呼ばれるもの。
これに採択されると、所属研究機関のある国によるが、給料は月額5500〜6000ユーロと破格。
申請資格は、ヨーロッパの研究機関に移動して一年未満で、締め切りは9月。
該当する人は、絶対に申し込むべし。
「機関研究員およびFaculty position」
これは研究機関および大学の正規職員になることで、ポスドクからのステップアップ。ポジション名としては、大学ではProfessor、Associate professor、Assistant professor、Lecturerを含み、研究機関ではPrincipal Investigator(PI)、Group leader、Research scientistなどを含みます。
傭兵のような位置づけのポスドクと違い、正規職員なので給料アップはもちろん、その他のオプションも付いてくることが多い。例として、多少の退職金、子供用の教育補助費、家族の私的な健康保険、などなど。機関によっては、研究所が運営している年金への加入や、域外出身者への帰省費補助を出すところも。給与額は、イタリア・北欧ともに、月額で4000~7000ユーロくらいが相場のようです。この項目はまだ私の経験がないので、実体験ではありませんが・苦笑
3.税金の免除について
ちょっと長くなったので、続きは次の記事にて。
(注)金額やシステムは私個人の知識であり、間違いの可能性もあるためご自身でご確認をお願いします。
ヨーロッパの主要航空会社、アリタリア航空。
ルフトハンザ、エールフランス、ブリティッシュエアウェイズ等、そうそうたる顔ぶれの競争激しいヨーロッパにおいて経営が悪化し、ついに昨年2017年に倒産。
と思ったら、実は今回の倒産は「二回目」。。。
最初の倒産は2008年、リーマンショックの年だとのこと。その後、エールフランス等との経営統合を嫌い、エディハド航空をスポンサーとして受け入れたものの、内部構造・経営改革ができず採算改善には至らず。
結果、10年弱で再度の倒産。。。。
ニュースによると、経営改革案(中身は主にリストラらしい。)が労働組合の頑強な反対にあい、結局2度目の倒産まで何も改革ができなかったよう。
先日日本への出張の際、アリタリア航空を初めて利用してきました。
ローマ-成田 便だったのですが、機材が結構ショボかった。
エンターテイメント機の写真がこれ ↓
「あれ、コンセントってないのかなぁ。そっかぁ、じゃあ仕方ないけどUSB使うか。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あれ、あれぇ、どこ?え、え、ないの? ないの??!!」
さすがイタリアだけあって、機内食は悪くなかった。
そして間食のおにぎりとサンドイッチも、なかなかのものでした。
美味しかったからか、フライトアテンダントの男衆も休憩中にモリモリ食べてました・笑

