ヨーロッパに住み始めて十年ほど経つが、住んでいて居心地が良いと感じるのが、周りの目を気にしなくて良くなったこと。これは、偏見や差別といった意味合いの注目とは違って、周りに合わせなくても良い雰囲気のこと。
 
上手くは説明できないが、街中を歩いていても、どんな服を着ていても、その日の気分と状況に合わせて自分の表情を出す事ができる。無理に笑ったり繕ったりしなくて良い、そんな雰囲気が心地良いと思う。
 
こちらにいる日本人の方も、概して日常生活では飾り気の無い格好をされていることが多いと思う。たまに正装した姿を見ると、見違えるような印象である。そういう服装の部分でも、良く言えば自由な雰囲気があるんじゃないかと思う。
 
 
 
イタリアの方は、周りの目を気にしない行動が多いように思う。それが良いかどうかは別にして、気楽そうである。その最たる例が、ビーチのおばちゃんたちだろうか。
 
30代はもちろんのこと、60代以上のおばちゃん、太ったおばちゃん、お肌が下がったおばちゃん、しみのあるおばちゃん、み~んな揃ってビキニである。
 
そんなビキニのおばちゃん達が、気持ち良さそうに揃って横になるビーチと海を見ていると、イタリアのイタリアたる由縁と長寿の理由がわかるような気がするのである。
 

 
 
イタリアにお住まいの方のブログで時折見かけるように、イタリアでも夏になれば蚊は発生します。日本ほど多くはないようですが、雨の多かった今年は昨年以上に多い印象。
 
 
私はアレルギー体質だからか、蚊に刺されると長期にわたって痒みが続きます。
 
北欧の蚊は超強力で一ヶ月以上も痒みが続き、自分はいつもステロイド系の薬が必要なほどでした。
イタリアの蚊は一週間程度で収まりますが、お酒を飲むと痒みが再発するのが悩みどころ。
せっかくのイタリアの夏を、しばらくはお酒無しで過ごすことになります。
 
ちなみに日本の蚊は薬無しでも数日で痒みが収まります。
 
 
今のマンションは15階建ての10階で、周りにほとんど建物がないお陰か、常に窓を開け放していても入ってきた蚊は昨年ゼロ。
 
しかし今月初めの深夜、一匹の蚊に侵入され寝てる間に7箇所を刺されてしまった。
痒みで起きたら妻も3箇所刺されており、寝起きの頭で二人はなかばパニックに。
幸い数分後に妻が見事に退治してくれたお陰で安心できたが、その後も痒みのためしばらく寝付けず。
 
 
そんな折、ドイツ系スーパーに行った際、初めて見かけたイタリアの網戸。
その名も「Zanzariera per porte」。
 
 
 
イタリア語はほとんど読めないため、ほぼ絵から判断。日本の網戸のように、ドアに付けて開閉できるタイプ。
 
残念ながら、うちのドアには取り付けできなさそう。何故なら内開きのドアで、外側には日よけ用の雨戸が付いているから。
 
 
それにしても、イタリアで同僚の家に何件か行ったことがあるが、網戸は一度も見たことがない。
周りの同僚も、家で蚊に刺されたと話しており、網戸は取り付けていない。イタリアで網戸をみたのは、日本人のお宅のみ。それも手作り。
 
 
日本人が蚊に弱いのか繊細なのか、はたまた外国人が図太いのか。
 
 
 

 入道雲の浮かぶ夏の空。

膨大な自由な時間。

昼は甲子園の野球観戦。

夜はお祭りや花火大会。

 


そんな昔の夏休みを思い出しながら、現実はついに娘の夏休みが来週から始まる。



イタリアの学校は、学年にもよるが5月後半から9月初めまでの3ヶ月以上が夏休み。幸い保育園は夏休みが短いが、それでも7月ー8月の1ヶ月半が休みらしい。この期間、仕事の休みは3週間程度なので、どうやって子供を見るかが悩ましい。



親になるまで当然わからなかったが、夏休みは大変だ。特に母親が大変だ。



共働きの同僚は、夏休みは子供を私立の部活のようなところに預けるらしい。朝から晩まで面倒を見てくれるので非常に助かるが、先立つものがないうちは、奥さんに負担をかけることになる。



夏休みは悩ましいー。

 


ということで、来年に向けての抱負:

・プライベートの部活を事前に下調べして検討。

・皆さんどうやって家で子供を見てるのか下調べ。

・娘のエネルギーを消費できる遊びをR&D。


そして今年は何か奥さんの喜ぶことをしなければ。。。



英語の習得というのは、帰国子女でもない限りは永遠の課題。
留学や独学である程度まではレベルアップ可能。だけどその先、ネイティブとの隔たりがとことん埋まらないのは、英語を学習される方には共通の認識かと思う。
 
 
 

先日の同僚との昼食時、週末に観た映画の話を同僚が始めた。

 
 
同僚1「昨日、ソウ3を観たんだけど、あれはすごい面白かったよ!」
同僚2「あれね、俺も観たけど、3がダントツで1-2より面白いね。」
 
 
私は子供二人いる同僚1が、よくもグロい映画を観るもんだと思いながら、自分は3は観てないけど、1はすごい面白かった、と言った。
 
 
しかし内容の話で、どうも噛み合わない。私が、男性二人が密室で目覚める映画と同意を求めるが、賛同者ゼロ。挙げ句のはてに、同僚1がスーパーヒーロー映画だとか言い出す始末。
 
 
直後にSAWではなくTHORだと判明し、みんなで爆笑😆 
ちなみに私は苦笑混じりの爆笑。
 
このグロいSAWThor(邦題はマイティ・ソー)ではえらい違い。
でも私には、発音は同じにしか聞こえない💧
同僚1は軽いスペイン訛りの英語、同僚2はオーストラリア英語。二人とも綺麗な英語のため、言い訳には使えないほど。
THSの違いだけでなくRLの違いなど、リスニングも永遠の課題です。
 
 
助かると思うのは、私の同僚達は大抵こういう間違いは気にしない。
私が思うのは、国際的な職場ではこんな間違いは日常茶飯事だから。インドや中国からの人も多い職場、発音の違いや言い間違いなどは会話の中で常にある。更に彼らは、日本語を含む他国の言葉は喋れないのを自覚している。特に英語のネイティブで、英語以外を話せる人は稀。なのでこういう間違いにも、敬意をもって接するのが当たり前のようだ。
 
 
まあどこまで行ってもネイティブにはなれないので、こういう体験も笑いに変えていく。
語学の習得はTOEICや試験の点数でもなく、こういう機会を笑い楽しめる、心の鍛練にあると思った経験です。
 
私の職場はイタリアの公的研究機関。15年程前に最先端の研究所として設立されたのだが、節々にイタリア流が垣間見えて、ある意味楽しい職場です。
 
例えば、研究所の入り口には警備室があり、そこのゲートはこんな感じでセキュリティがしっかり。
この廊下を渡って向こうにあるエレベーターに辿り着くのは難しそう。。。
警備室には十数台のカメラカメラモニターがあり、警備の方が常に不法侵入を監視。
 
 
 
 
 
しかしそこはイタリア流。
正面玄関の横の車道を歩いて行くと、なんとセキュリティ無しで喫煙スペースから内部に辿り着けるという、何とも微笑ましい設計となっている。
 
 
 
初めてこれに気付いた時は、セキュリティのザルさ加減に笑ってしまった私だが、裏ストーリーを聞いて納得。
というのも、この建物は昔、刑務所として建てられたのだとか。そのせいか正面玄関のセキュリティが高めやすいよう、今のような視認性の良い廊下になったと思われる。
 
「イタリア流」にもちゃんとした事情があることもあります。
イタリアさん、笑ってごめんなさい。
 
 
先日、近くのビーチに海水浴に行った時のこと。3歳の娘がスコップで砂を集めて遊んでいた。
 
 
大きなスコップの上に砂をたくさん乗せて、一生懸命平らにしたあと、私に向けて
「はい、パパー。」
と差し出してきた。
 
 
 
私はいつものように、それを食べる真似をし、
「ハムハム、あー美味しい!ありがとうー。」
 
 
と言うと、次の瞬間娘に少し怒った顔で、
 
すーなー(砂)ー!!!!!!!
 
と大きな声で怒られてしまった。。。
 
 
子供は親の感覚より全然早いスピードで成長するようです😅
 
 
 

 
 
子供の可愛さと成長は何よりの癒しですが、それでもやってられん時もあります。。。
 
自分にとって子育てはこころを鍛える闘いでもあり、また幸せを実感できる日々でもあります。
 
 
私はイタリアに2年ほど過ごした経験から、イタリア人は「頑張る」ということをしない人達だと思っていた。だけど本日、この前提が覆った。

本日晴天の風も穏やかな日曜日、私達は今年初めて近郊の水の綺麗なビーチに車で行くことにした。

車で30分ほどのビーチだが、遅いと駐車が大変と聞くので、いつもの出勤より少し遅い8時くらいに家を出る。

しかし目的のCogoletoビーチに着くと、無料の駐車場はもちろん、有料駐車場も全て埋まっているという、予想外事態に直面。幸い私達は、キャンピングカーの死角になったスペースに停め、事なきを得たのだが。

周りの車の駐車券をみると、何と私達より30分も早い、8時から停めてある。無料の駐車場は、一体何時に来たら空いてるんや。
8時まえに到着となれば、私の毎日の通勤よりも早い時間。イタリア人にすれば毎日の通勤の1時間以上前。

イタリア人はやればできるのか、それとも仕事では頑張る必要を感じないだけなのか。
ますます不思議で興味深くなった、イタリア人の生態でした。

下の写真はCogoletoの公衆(無料)ビーチエリア。


以前に紹介した、勝手なお米ランキング
一位のお米を食べ続けたが、以降も我が家ではより良いお米を求めて情報収集。


そんな中、Genovaに住む知人より耳寄り情報をゲット。

何と日本人の夫妻が作るお米(という噂)が手に入るという。

 


早速知人に連れて行ってもらったのは、日本でいう会員制の業務用のスーパー、Sogegross。


そこで見たのは、日本らしい命名のお米、その名も「おこめさん」。


 

 
 
 
イタリア語に続いて日本語の表記も。。。
 
 
 
 知人のカードを通して買うと、10キロで 23.4ユーロと破格の値段。

以前に紹介したお米より少しだけ高い程度。




早速家に帰って試し炊きしたのだが、写真を撮り忘れ後日撮ったのが下記の写真。
日本のお米のように、米粒ひとつひとつが立っていて、これまで試した中では間違いなくナンバーワン。




少なくとも味音痴の私には、日本で食べていた米との違いは皆無!(奥さんは意義があるそうですが。。。)
ネットで調べてみると、どうやらLombardiaとPiemonteの境辺りにあるitalpoという会社。ここで生産もされてるのだろうか。FBへのリンクもありました。

何にせよ、知人のおかげで、またイタリア生活がひとつ快適になりました。
 
 
 

 
ある春先の金曜日のこと。
「なんだか無性に肉が食べたい」との、奥さんからのご所望。
 
イタリアに来て2年、ようやくスーパーの対面カウンターで肉を注文できるようになった私達。
早速近くのスーパーに行き、カウンターのおばちゃんに注文。
 
私「おばちゃん、ステーキにいい肉はどれかな?」(Checosa bene per bistecca?)
おばちゃん「ステーキ用で骨無しやったらコレやな。」
私「いいね、ほなこれちょうだい。」(Bene, vorrei questo.)
おばちゃん「何グラム欲しいの?」
私「4センチに切って欲しいねん」 (Quatro centimetri.)
おばちゃん「4センチ?これぐらいか?」
私「もうちょい厚く、もうちょい、もうちょい厚く。。。うん、オッケー!」 (Piu spesso, piu spesso, Bene!)
私「それ二枚ちょうだい!」
 
てな感じで、間違いだらけ二歳児レベルのイタリア語を巧みに操ってお肉の購入。
購入したお肉は、こんな感じでこんな厚さ。今まで生きてきたなかで、一番厚い肉かも。。。
 
 
厚切りステーキで代表的な、フィレンツェのフィオレンティーナ(Fiorentina)はTボーンですが、今回は子供にも食べやすいように骨無しを選択。豚肉は脂身のみでも食すイタリア文化ですが、牛肉はサシが全く入っていないものがほとんど。今回も肉の旨みを楽しむコンセプトで、脂身はほぼ入っていない部分です。
 
100グラム2ユーロ(260円)程のお肉。なのでこの厚切り肉2枚、800グラムで約2000円ほど。家庭でのステーキとしては、まあまあのお値段でしょうか。
 
 
 
家に帰ると早速、肉を焼く準備。
焼き方は、下のページを参照した。
 
「肉は内部の温度管理に尽きる。」
「一般家庭にあるもので、厚い肉を手間かけずに焼く。」
 
というコンセプトが気に入り採用。
実際、この通りにすると簡単かつ上手く焼けた。
30分後、できあがったのがコレ。
4センチ級のお肉が、程好くミディアムに焼けました。
 
 
 
 
お供になった赤ワイン。
友人にもらったワインでしたが、1000円以下のものと思われる。
イタリアの良さは、低価格のワインがすでにそこそこ美味しいところ。
 
 
 
 
こうして金曜日の夜は、極厚ステーキとイタリアンワインを堪能できました。
写真を見て唾がわいてきた方、週末の夕食は極厚ステーキでいかがでしょう?😏