ヨーロッパに住み始めて十年ほど経つが、住んでいて居心地が良いと感じるのが、周りの目を気にしなくて良くなったこと。これは、偏見や差別といった意味合いの注目とは違って、周りに合わせなくても良い雰囲気のこと。
上手くは説明できないが、街中を歩いていても、どんな服を着ていても、その日の気分と状況に合わせて自分の表情を出す事ができる。無理に笑ったり繕ったりしなくて良い、そんな雰囲気が心地良いと思う。
こちらにいる日本人の方も、概して日常生活では飾り気の無い格好をされていることが多いと思う。たまに正装した姿を見ると、見違えるような印象である。そういう服装の部分でも、良く言えば自由な雰囲気があるんじゃないかと思う。
イタリアの方は、周りの目を気にしない行動が多いように思う。それが良いかどうかは別にして、気楽そうである。その最たる例が、ビーチのおばちゃんたちだろうか。
30代はもちろんのこと、60代以上のおばちゃん、太ったおばちゃん、お肌が下がったおばちゃん、しみのあるおばちゃん、み~んな揃ってビキニである。
そんなビキニのおばちゃん達が、気持ち良さそうに揃って横になるビーチと海を見ていると、イタリアのイタリアたる由縁と長寿の理由がわかるような気がするのである。









