季節の変わり目のこの時期はめまいを訴える方が多いです。症状としては、フラットする立ちくらみ、体が揺れている動揺感、ぐるぐる回るような回転性めまいなどがあります。

 

めまいの原因は内耳性から小脳腫瘍によるものまで多岐にわたっていますが、原因不明も多いです。

 

西洋医学では脳の異常、内耳の異常、脳の動脈硬化、頚椎症などによって起こると考えています。原因不明のめまいに対して、西洋医学では治療手段を決めるのに苦慮しますが、漢方医学では患者の体質を考慮して方剤を選ぶことができます。また、漢方薬を続けることでめまいを予防することも可能です。

 

漢方医学では、めまいを起こす患者の体質を次のように分けます。①腎の働きが低下したもの、②体内の水の巡りが悪くなったもの、③肝の気が滞って熱に変化し、上に上がったものなどです。

 

漢方薬はまためまいに伴う不安感・倦怠感・自律神経の乱れにも同時に働きかけるので、心身が落ち着きやすく、日常生活の質をゆるやかに取り戻せるのも漢方の魅力です。