急に秋を感じるこの頃です。今日は秋の養生に欠かせない生薬ー麦門冬(ばくもんどう)をご紹介します。

 

昔、中国の山里に、一人の薬師がいました。秋になると村人の多くが咳をし、肌が荒れるのをみて、薬師は山へ入り、「白い気を放つ草」を探しました。ようやくみつけたのは朝露に光る「麦門冬(ばくもんどう)」。村人に煎じて飲ませると咳も止まり、肌もしっとり。村人たちは「秋の露を飲む草」とよび、大切に育てました。

 

薬師はこう言いました。「秋は空が高く、気が引き締まる季節。人の心も体も乾く潤いを与えれば、冬を元気に越せる」と。

蒲谷漢方研究所でこの時期によく出す漢方薬に、麦門冬が入っている「イスクラ 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」と「コタロー 一風飲(いっぷういん)」があります。

 

 

 

前者は秋バテ肌・のどの乾燥に、後者は空咳に効果があります。

 

昔の知恵を思い出すと、秋の冷たい風が少し優しく感じられるかもしれませんニコニコ