急に涼しくなってきて、漢方相談のなかにインフルエンザワクチンやコロナワクチンなど、ワクチンの話題がよく出ています。
質問:知人から今年のインフルエンザワクチンはレプリコンワクチンワクチンだから、打つなといわれました。本当ですか?
答え:レプリコンワクチンは、コロナワクチンの中の一種類のみで、他のワクチンでは採用されていません。少なくても現在のインフルエンザワクチンがレプリコンワクチン、ということはありません。安心して受けてください。心配でしたら予約の病院にご確認ください。
質問:コロナワクチンを打つと効果がない上に、接種者の呼気、汗から感染されると聞きました。一部の飲食店や美容室などでは入室禁止もあるそうですが。
答え:レプリコンワクチンが作られてから時間が短いため、そのような「医学的根拠のない話」が出ていると思います。ご不安でしたらレプリコンではなく、従来型ワクチン接種を検討されるとよいと思います。
質問:帯状疱疹のワクチンを考えています。生ワクチン、不活化ワクチン、どちらにすればいいですか?
答え:不活化ワクチンの方が金額は高いですが、予防効果が高いです。不活化ワクチンは効果は9年以上、9割前後、2回打ち;生ワクチンは、効果は5年、効果は50%ほどで1回打ちです。
ちなみに、わたし自身はコロナワクチン3回、インフルエンザワクチンは今までの人生のなかで2回打ちました。ワクチン代わりになる漢方薬は「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」です。この漢方薬は皮膚・粘膜のバリアを高め、ウイルスをブロックするので、ワクチン代わりに常用しています。ワクチンのことが心配な方は漢方薬も検討されてください。