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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
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【 今日のトピック:日本はそこそこ良い 】
大昔の話から始めちゃいますが、日本経済は、大東亜戦争の戦時経済によって縮小しました。
昭和20年8月14日に日本政府はポツダム宣言を受諾し、米軍の占領を受け入れることになりました。
占領当初は、米軍が軍政を敷いて、日本経済を完膚なきまでに叩き潰すことが計画されていました。
しかし、既に米ソ対立の時代が幕開けていて、日本本土は、アメリカの対ソ戦略上、非常に重要な場所に位置していました。
そこで、米軍は方針を転換し、日本の経済成長を画策し(ドッジ・ライン)、日本は見事に、その後の朝鮮特需を経て、高度経済成長に突入し、経済成長を遂げました。
経済成長は、オイルショックで鈍化しましたが、その後、プラザ合意を受けた金融緩和によって、最終的にバブル経済になってしまいました。
バブル経済は、実体経済以上に株価や不動産価値が上昇してしまう現象ですから、最終的に誰かがババを引いて終了します。
にもかかわらず、日本経済全体が、バブル経済を前提に動いていたので、ババを引いた人から芋づる式に全員が大損こいてしまいました。
平成2年3月に、バブル崩壊のきっかけとなった総量規制が導入されましたが、その頃に僕は生まれました。
物心がついた頃には、既に、山一證券や北海道拓殖銀行は倒産し、平成不況が始まっていました。
こんな時代を生きてきた僕は、日本経済が「坂の上の雲」を取っ払って、世界一になったことなんて知りません。
知識としては知っていますが、日本経済が「イイ感じ」だったことを肌感覚で経験したことはないのです。
わざわざ「日本の未来はwow wow wow wow」「世界がうらやむyeah yeah yeah yeah」と歌わなきゃいけなかった時代を生きてきました。
「日本経済は落ちぶれた」「希望がない」と言われますが、そんなの、僕にとっては、最初からこんなもんだし、希望を抱いたことなんてありません。
最初から、希望を抱く対象ではなかったわけで、希望を抱くほうがおかしいです。
だから、別に、そこまで「過去の栄光」に戻りたいとは思いません。
むしろ、日本経済は「そこそこイイ」です。
だって、僕も庶民の家に生まれましたが、ひもじい思いをしたことはありませんし、不衛生な環境でもありませんでした。
今だって、衛生的なアパートで、おいしいものを食べながら生活することができています。
高度経済成長やバブルなど、「過去の栄光」と比べるから、よくないように見えてしまうんだと僕は思います。
最初から「そこそこ」と思っていればいいですし、実際に「そこそこ」はいいはずです。
悪いところを見つけようと思えば、いくらでも見つかりますが、いいところだって、たくさんあります。
そこそこは、イイ感じのはずです。
このことすら認めず、「日本経済は悪い!」と叫び続けるとなると、それはもう、自分の不安や恐怖を経済のせいにしようとする「ワガママ」というか「言いがかり」というか「他責的」というか・・・。
残念ながら、日本経済は、少なくとも「そこそこ」は良いです。
物心ついた頃から、日本経済は「世界トップクラス」ではありませんでしたが、「そこそこ」は良かったです。
これからもきっと、「そこそこ良い」が続いていくと思います。
日本は、豊かな国土と、100年経っても5000万人の人口を抱える国です。高齢者割合も上昇し続けますが、まあ、2100年頃には、生涯現役が当たり前となっているでしょう。
「そこそこ良いよね」と思っていれば、過度な不安にさいなまれずに済みます。
あと、身体が健康なら、経済的な不安も減ります。だって、働き続けられるからです。
身体の健康に自信が持てていると、不安も減ります。
日本経済は「そこそこ」と思って、身体の健康をキープする(そのために、睡眠と食事に時間とお金をかける)。
そうやって生きれば、不必要に日本経済を嘆く必要もありません。
「そこそこ」の国で、「そこそこ」の人生を僕は送りたいです。
「幸せ」なんて、大切な人と過ごす時間以外ではどうせ味わえないのですから。
なるべくたくさんの「幸せ」を味わえるよう、「そこそこ」を受け入れて、暮らしていこうと思います。
それではまた明日!・・・↓
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