太く短くよりも、細く長く生きたほうが、幸せだしたくさん稼げる | サラリーマン弁護士がたまに書くブログ

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2019年7月にうつ病を発症したことをきっかけにブログを始めたサラリーマン弁護士が、書きたいことをたまに書いています。

 

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

 

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

 

【 今日のトピック:いつまでも働き続ける 】

 

最近、同期の弁護士と一緒にお酒を飲みました。

 

弁護士も、昔の士官学校(陸軍)や海軍兵学校と同様、期で明確に分けられていて、弁護士業界では「何期ですか?」というのが、初対面挨拶の定番です。

 

まあ、それは置いといて、僕は69期なのですが、69期というのは、弁護士6年目です。

 

6年目ともなると、独立して自分で事務所を経営している弁護士もぞろぞろいます。

 

経営がうまくいってくると、ひとりで2000万円~3000万円売り上げるのもザラです。

 

いやあ、そこまで売り上げられるのは、本当にすごいと思います。

 

正直なところ、僕にはムリです。

 

独立すると、売上は、自分がどれだけ働いたかどうかに100%左右されます。お客さんが来なければ、売上はゼロです。

 

まあ、そこまで過剰に心配しなくても、おそらく、普通に仕事していれば、それなりにお客さんがつくと思います。

 

でも、僕には、2000万円も売り上げることに価値はありません。興味もありません。

 

そこまで売り上げれば、おそらく、毎月80万円~100万円くらいは手元に残るでしょうが、そんなにお金があっても、僕は、何に使っていいかわかりません。

 

・家もいらない

・車もいらない

・趣味は図書館で借りた本かスマホでブログを読む

 

こんな僕は、2000万円売り上げていても、今の年収でも、生活は変わりません。

 

そりゃあ、預金残高が増えすぎて困ることはありませんが、しかし、個人事業主として弁護士業を営むのは、大きな責任が伴いますし、身動きが取りにくくなります。

 

弁護士というのは、受任した事件が1年くらい続くのはザラで、ちょっと他の仕事したくなったとしても、簡単に事務所をたたむわけにはいきません。

 

まあ、受けた事件を他の弁護士に譲って事務所をたためばいいんでしょうが、だったら、最初から独立なんかしなきゃいいです。

 

雇われで働いておけば、いつでも事務所をオサラバできます。自分が担当している事件は、他の弁護士に引き継げばいいです。

 

こういった、軽やかなフットワークをとれるのが、雇われの大きなメリットです。

 

弁護士なんて、年をとれば、そのうち独立せざるを得なくなります、きっと。

 

まあ、時代が変わるかもしれません。これまでは、50歳とか60歳の弁護士が雇われで働くのは、あまりありませんでしたが、これからは、50歳だろうが60歳だろうが、弁護士の求人が出るかもしれません。

 

だったら、雇われで働けばいいです。

 

雇われで働くと、たしかに、上司の言うことに従わなければいけませんが、とはいえ、売上の責任は負いません。

 

事務所の売上が伸びても、その分け前に与ることはできませんが(利益はボスのモノ)、しかし、経営が厳しくなったら、さっさとその事務所に見切りをつけて、他の事務所に移籍しちゃえばいいです。

 

プラスの利益を分配してもらえない代わりに、マイナスをかぶる必要もないのです。

 

僕は純粋に弁護士の仕事が楽しいと思っているので、あんまり、売上には興味ありません。

 

事務所経営を経験してみたいとは思いますが、まあ、それは年取ってからでもいいです。雇ってもらえるうちは、雇ってもらおうと思います。

 

お金に興味を失い、幸せを感じるのに必要な生活費を抑えると、とてもラクになりますし、自分の幸せに注力できます。

 

太く短く、短期間にたくさん売り上げるよりも、細く長くいつまでも働き続けたほうが、仕事による幸せを味わい続けることができますし、働く期間が長くなるので、トータルの売上も、悪くないはずです。

 

まあ、お金(=資本主義)は、ベルカーブではなく、ロングテールを描くので、一発当てれば、とてつもない富を築くことも可能です。

 

しかし、弁護士の仕事って、労働時間の単価が高いだけで、結局は、働いたぶんしか売上にならないので、ロングテールというよりかは、ベルカーブの仕事です。

 

だったら、なにか大きく当てて、若いうちに巨万の富を築くことはあまりないので、より長く働けば、よりたくさん収入を得ることができます。

 

その意味でも、太く短くよりは、細く長くです。

 

仕事による幸せを、より長い期間にわたって感じながら、同時に、より長期間にわたって、収入をもらい続ける。

 

これが、より幸せに生きる方法だと、今は思っています。

 

それではまた明日!・・・↓

 

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