盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます。音量に注意してください。>

 

 

 

 

先日、西和賀のネビラキカフェで見たトンボ。

陽だまりでじっとしていた。

もう数日が経っている。

この寒さでは命は尽きたのだろう。

 

 

 

定点観測しているわけではないが、

盛岡の官庁街の並木は日毎に色づく。

 

 

2、3日前の深夜。

この辺りを母熊と子熊が寄り添って歩いていたそうだ。

 

 

冬眠を前にまるまると栄養を蓄えないと、命を繋げない。

北上市の温泉では悲惨な事件も起きた。

人を背後から襲う熊も出てきた。

 

今日もこの官庁街からすぐ近くの中津川に架かる橋での辺りで目撃情報。

市役所などが警戒中。

 

 

Carly Simon - All The Things You Are

 

 

何年か前、街中をカモシカが疾走したり、鹿かが出没した。

深夜、官庁街の通りをアナグマ2匹が渡るのを見た。

しかし、今年は熊の話ばかり。

近郊に行くと、山を背にした住宅街で何度か鹿を見かけた。

道の歩道で草を啄む親子の鹿も。

街中には来ないようだ。

 

盛岡は、街中を北上川、雫石川、中津川などが流れ、

川沿いに緑地が繋がり、美しい街の景観を作っている。

熊は山から川を下って来るのだろう。

しかし、今年はあまりにも多すぎる。

私達が知らないうちに自然界で異変が起きているのだろうか。

 

紅葉が真っ盛りになったら、中津川縁を歩いて散策して写真を撮りたい。

10月下旬には染まりそうだが、熊はどうなんだろう。

 

少し仕事をしていたら、あっという間に暗くなった。

陽が傾くと、あっという間に沈んでしまう。

つるべ落としとはよく言ったものだ。

 

今夜は鮨を食べよう。

鮨屋に行きたいが、回転鮨にしてパパッとすまして仕事しなくては。

清次郎盛岡津志田本店へ。

 

 

 

津志田の店から始まった清次郎は、盛岡、岩手のみならず、

仙台や弘前にも店がある。

 

 

津志田に店ができた頃、よく食べに来た。

仲間とテーブルに高く皿を重ねた。

ボーナスが出た日は、

見るからに高価そうな皿も次々に食べた。

 

 

今は、カウンターを流れるのはポップだけ。

後はパネルでオーダー。

カウンター越しに店のスタッフとのやり取りも届けられる時だけ。

ちょっとさみしいが、

座るとスタッフが来て汁物の案内をしてくれる。

その夜はあら汁があり、即注文。

 

清次郎のアラ汁は、どの店でも食べられるのかは分からない。

津志田の店では、けっこう食べる人が多い。

隣の2人も食べていた。

何しろ、アラと言っても、魚の身が多く食べごたえ十分。

ある人が、清次郎のアラ汁2杯と巻物で十分だ。

と言っていた。

よく味の染みた大根も美味しい。

 

 

メカブの軍艦。

コリコリとぬめりの共演。

ミネラルが豊富と聞く。

 

 

カツオ。

ほどよく脂がのっている。

美味しい。

 

 

海ぶどうもあった。

このプチプチの食感とあっさりとした塩味。

 

 

どんこも。

釣どんこと書いてあった。

新鮮さを感じる歯応え。

 

 

自家製の生姜もいい。

生姜の辛味に酸味と甘味のバランス。

いつも小皿に山盛り。

鮨の味を引き立てる名脇役。

 

 

紋甲イカ。

イカ好きにはたまらない。

厚い身ながら、やわらかく甘い。

アオリイカ、ヤリイカも食べたいものだ。

 

 

〆は清次郎自家製の干瓢巻。

厚く太い干瓢。

やわらかな甘味は海苔と鮨飯とピッタリ。

 

 

美味しく満足の夕飯になった。

お茶を飲みながら想う。

食物連鎖の頂点に立つ人間は、

命をいただくことに感謝の心を忘れないようにしたい。

今宵は、やたら真面目な顔の帰り道。

 

 

 

 

http://blog.seijiro.jp/morioka/

 

 

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