盛岡食いしん爺日記
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先日、バドミントンしにある体育館に行ってきた。
盛岡の地区活動センター。
バドミントンコートは3面とれる。
午後のバドミントンは暗幕を引き、水銀灯を点ける。
暗幕は簾のようになっていて、
足腰の強い人が上り、一枚一枚を洗濯バサミで繋ぐ(笑)
午後2時半。
体育館の気温は39.6度。
大きな29の数字が30になると危険、要注意。
中のパイプ椅子の金属の部分が触ると熱い。
9時半にペットボトル一本と塩の飴を飲んでから来る。
ウォーミングアップをしながら給水。
1ゲームすると噴き出す汗。
1時間ごとに着替える。
勿論、時々ロビーで風にあたる。
午後1時から5時近くまで体育館にいた。
着替えは大きなビニール袋にいっぱい。
ペットボトル4本分が汗になる。
その後は、温泉へ。
雫石鶯宿の源泉かけ流しの川長へ。
リフレッシュして車に戻ると、奇麗な紫。
盛岡へ戻って来ても風は生温い。
2キロほど減った体重を戻さねば。
食べたいものを好きなだけ食べられる回転鮨「清次郎」へ。
津志田の店へ。
ここが清次郎の始まりだ。
Martin Zarzar - Moliendo Café
お茶を飲み、自家製の生姜を食べながらパネルを見る。
吸い物はあら汁が完売だったので海藻の汁にした。
始めは鱧から。
梅との相性がいい。
次は小さな升鮨。
このぐらいの量が私にはピッタリ。
マグロの切り落とし。
軽く鮨飯の倍はある。
これは美味しい。
マグロを堪能し、得した気分。
海ぶどうがあった。
爽やかな食感で暑さも吹っ飛ぶ。
きみ(トウモロコシ)の炙った鮨。
食感もよく、甘いきみと飯が不思議なほどあう。
ふと思う。
岩木山山麓の高原で育つ嶽キミは、今年はどうなんだろう。
例年は8月半ばから収穫される。
穂が出たあたりだろうか。
この暑さがどう影響するのだろう。
今年は行ってみたい。
やはり、高原道端に並ぶ直売所から買うのが楽し、
焼きたて、煮たての甘い嶽キミも食べられる。
紋甲イカ。
生姜のせと、もう一貫は大葉。
どうして私はイカが好きなんだろう。
イカを煮た料理はあまり得意ではないが、
お腹にイカのふと味噌を和え、
大葉に包まれた詰めたものは大好きだ。
紋甲イカは、しっとりとして甘く美味しい。
〆は自家製の干瓢を使った干瓢巻き。
海苔もパリッとして美味しい。
盛岡で回転鮨の草分け的な存在の清次郎。
地元の魚屋だけに色々な趣向を凝らし、楽しませてくれる。
以前は仲間と来ては皿をうず高く積んだものだ。
イカだけで3皿ぐらいペロリと食べたりもした。
今は10枚もいかない。
満腹を抱えて清次郎を後にした。
後は今夜もぐっすり眠ろう。
バドミントンの後の睡眠時間は、9時間を超す。
でも翌朝は、あちこちに痛みを感じるし、流石に一日では回復しない。
以前とは違い、同世代の仲間達も肩や腰、膝もケアしている。
それでも週に2回、3回とラケットを握る。
私も夢中で羽を追いかけていると、全てを忘れている。
ある意味大切な時間だ。
先輩達を評して、同世代の仲間が言った。
「自分達もそうだが、先輩達はマグロなんだ」
なるほど泳ぐのを止めることは死を意味する(笑)
ただ思うのは、
昨年、いや半年前に出来たことが出来なくなる。
前に進む歩幅、サイドステップの距離。
軽くジャンプしてスマッシュも打てない。
それを歩幅を増やしたり、無理な距離は追いかけない。
フェイントなど小技を体得する。
色々と考えないと、ただ堕ちて行くだけだ。
老いる代わりに何かで補いたいと思った夜。
あ~今夜も眠い。