こんにちは、
よしおです。
小澤征爾さんが逝って、彼を偲んで過去の録音を少しずつ聴いています。
小澤さん、ベートーヴェンは、かなりプログラムでは取り上げていたと思いますが、
特別得意ではなかったのでは、と思います。
実際、録音も彼のキャリアからすると少なく感じます。
第九は、3回ほど録音されているようですが、一番最初が1974年ニュー・フィルハーモニア管を振ったもの。
小澤さん、この前年の1973年からボストン響の音楽監督に就任しているが、もしかしてフィルハーモニア管の方でも、小澤さんに注目していたのだろう。73年には、あのオットー・クレンペラーも亡くなっているし。
そんな風に考えると興味深い録音です。