毎年転職者が出ているうちの会社。
うちの会社は、親会社の名前がついている子会社です
(どうやら親会社の出資比率で変わってくるらしい。)、
そのネームバリューの威力のせいかどうか定かじゃないけど、
男女問わず、みんなええところに転職している。
子会社の悲哀を繰り返したくない、というので、転職先が
大きな企業の子会社にというのは今まで聞いたことはない。
コンサルや監査法人でもその本社の方で採用されいてる。
そんなええところに転職できたんだから、
さぞや「ハッピー」だろうと思うのだが、なかなかそうは簡単に
いかないものらしく、「出戻り」で戻ってきたりするものが
ちらほらいる。。
理由は様々で・・・・、その中で強烈だったのは、
とある日本有数のメーカーの経理部(業種をいうと社名が絞られる可能性がある・・・)に転職していったその男性の同僚は、
半年後にうちに出向していた親会社の人に泣きついて
親会社系列の子会社(うちの会社よりももっと小さい規模の会社)に
転職先を紹介してもらったらしい、というのを聞いた。
せっかく転職した先をたった半年で辞めた理由・・・・。
それは・・・・「不正を強要された。」からだという。
彼曰く、「明らかに会計としておかしな処理なのに、それを計上しろ、と係長から言われた。 いくらなんでも俺はその不正には加担したくなかった。」・・・・ので、辞めるしかなかったという。。
また、他の男子もやっぱり日本有数のメーカーの経理部に転職していった・・・が、、、数か月経っただけで「後悔している」と
彼自身が在職中に仲良くしていた仲間にボヤいていたという。
不正経理処理の強要等ではなく、なんとなく「仲間意識がつよくて、
入っていけない」らしい。。。
うちの会社に戻ってこないところをみると、それなりに頑張っているんだと思う。
うちの会社は、良くも悪くも親会社自体が「親方日の丸」なのでつぶれる心配がない。かつての上司(出向者)が、のうのうと「うちの会社(親会社)は、自分から辞めるって言わない限りは定年までやめさせられないんだよー」と言っていた。中小企業を渡り歩いてきた転職組の私はその厚顔発言にびっくりしたが、今では・・・・平然と「採用した側の責任もあるもんねーーー」と言えるようになった。。
月日ってホントに恐ろしい。
転職先でハッピーになれるならいいが、転職先の上司に不正処理を強要されてしまう可能性があるなんて誰も想像してないだろう。
やはり、現状が不満なだけの安易な転職はリスクがありすぎる気がする。
不正経理処理を強要されて拒否をした彼が、とても幸運だったのは、
自身の窮状を泣きついて相談できる元・部長(親会社の出向者)の存在だった。
そして、その元・部長がとても良い人で彼の再転職先確保のために
親会社の各部署に聞いて回り、頭をさげてくれたことだ。
そのおかげで、無事、彼はうちと同じような子会社に再転職を果たした。
ちなみに彼のために頭を下げてくれた元・部長は、その後
そのせいかどうかは定かではないが、本来の出世コースからちょっと
外れた「労働組合」の方への異動辞令が出ていた。
今では、もう違う部署にさらに異動されているが・・・・、
いつも親会社の都合次第で組織自体が改編・統合・縮小されたり、
振り回されて、コマ扱いの子会社人生なんだが、
その中でごくたまに「良い人格の親会社の人」に出会えることが
あることで救われたりする。