Webサイトの設計と、集客プロセスの設計は、もともと別の専門家の領域です。
集客プロセスの専門家は、マーケティングコンサルタントとか、マーケティングプランナーとかいう名称で、個人事業の人には、ちょっと遠い存在です。
法人向けに仕事している人の方が多いのが理由だと思います。
単価が高いからね。
(FacebookだYoutubeだと流行を追わせたり
単発的なノウハウやツールを売る人は除きます。
ここではあくまでも、きちんと相談に乗って
事業全体を踏まえて集客プロセスを
提案できる専門家のことを言っています)
個人事業の側にも「そういう専門家こそが自分に真っ先に必要な人だ」と自覚できていない現実があります。
「お客さんに来てもらうためにはホームページを作らないと」
って、作る所から考えちゃうんですよね。
まわりもみんなそんな感じだし。
依頼する側の頭の中に、集客プロセスの専門家が入ってないという悲しき現実。
ホームページは目に見えるけど、その裏でどういう工夫をして集客につなげているかは、見えないからでしょう。
ショーは見せるけど舞台裏の仕掛けは見せない。
売れてる人のホームページは、そんな作りになっています。
素敵なページを見つけて、「こんなページを作ろう」と思う。
それ自体は、やる気になれるから良いんです。
でも同じような見た目のページにすれば、同じ効果がでると思ってしまう。
そして「自分で作ろうかな、それともWebデザイナーさんに頼もうかな」という2者択一の質問が頭にうかんでくる。
ここが問題なんです。
ああ~、抜けてます、大事なことが!
集客のプロへの相談が、一番最初にしなくちゃいけない事なのに!!!
制作会社に頼むと、サイトのコンセプトを聞かれます。
どういうページにしたいんですかってことですね。
そりゃそうでしょう。
制作会社はクライアントさんの希望するページを作りたいんだから、クライアントさんが何を考えているか、知りたいんです。
ここで、すでに集客プロセスが完成していれば、Goog!
「私の集客はこういう流れになっている、
対象者の属性や反応パターンはこうで、
ページの役割は対象者にこうさせることで、
そのための文章とキャッチはこうで・・」
と詳細に指示できます。
集客プロセスは、ホームページだけでつくられるのではありません。
交流会やイベントで人に会うこともあれば、
セミナーやお茶会を開いたり、
チラシを配ったり、電話やメールをしたり、
SNSやブログに投稿したりと、
たくさんの方法を、有機的に連携して、お客様を目的地に運ぶものです。
流れ全体が設計されていて、どの役割をホームページにさせるかも決まっていて、それではじめて制作会社さんに、必要な情報が手渡せます。
あなたは、集客プロセスを設計するという、基本的な準備はできていますか。
旅行に出かける前の準備と同じくらい基本的なことですから、
おざなりにしないでくださいね。
どうやっていいか分からないときは、いつでも相談に来てください。
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