そして、それを私よりずっとグレートな人も、数字で示しているとお伝えしました。
そのグレートな人というのが、スティーブジョブズです。
ジョブズがまだ28才くらいのころに、IBMに対抗して行なったスピーチ。
そこで流された、ジョージ・オウェルの「1984」を元にしたCMとともに、あまりにも有名ですね。
このスピーチはYoutubeでみられます。
(日本語字幕も出せます)
このスピーチは、ジョブズの信念と驚くべきプレゼンで有名ですが、
表示された数字の内訳には誰も注目していないようですね。
私にとっては凄い発見でした。
その発見とは、研究開発と広告の費用がほぼ同額であったこと。
しかも、IBMもアップルもなんです。
ジョブズは言います。
「IBMもアップルもそれぞれ、R&Dに5000万ドル、TV広告に5000万ドルかけた。あわせて2億5000万ドル投じている」
(足し算が合いませんが、研究開発と広告以外の費用だって当然ありますから、変ではありません。)
先進的コンピューターメーカーとして、どれだけ最新技術にお金をかけているのだろうと思われるこの2社にして、研究開発と同じだけの広告費をかけている。
この事実は、私にとって衝撃でした。
そして自分の場合にあてはめて思ったのです。
「集客力って、技術力と同じくらい力を入れるのが、当然だったんだ!
もっと集客に力を入れるべきだって、伝えていいんだ!」
メーカーにお勤めの方には、販売促進も大事だということは、周知のことでしょう。
でも、お客様のための技術向上に全力を注ぎ込んでしまいがちな個人事業家たちには、きっと全く気づいてない話。
とても良い警句だと思えたのです。
技術向上にこだわりたい気持は、よくわかります。
ですが、技術ばかりにコストをかけて販売努力を怠るメーカーさんは、折角の技術を市場に出すことができず、誰にも気づかれないまま消えて行きます。
個人もやはり、技術を磨くのと同じくらいの時間と費用と労力を、集客にかけなければ、生き残りは難しいと持思ってください。
集客だって、やりかたさえ選べば、楽しいんですよ。
努力を最小限に抑えるこやりかたできるし。
例えば、集めない集客、のようにね。
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