まずはヒンドゥー教の聖地、バトゥ洞窟へ。
KLCCやブキッビンタンに近い私たちのホテルからはGrabで約20~30分、RM20です。つまり700円弱。電車でも行けますが、Grab利用はお安く早く確実。スマホで呼ぶと10分もしないうちに来てくれます。マレーシアのお父さん、みんなGrabやってる?というくらい多いです。
ひとつ前のページ
このシリーズの①
私が日本に帰国した後、何に苦しんだかと言えば時差でも体調不良でもなく、Grab病です。
普段なら自転車で行くところが暑くて出かけられない。「G…Grabがあれば…」と何度思った事でしょう。いえ、「Grab呼ばなきゃ」と反射的に手がスマホに…。ホントあの日々が懐かしい。
さてこの階段のすごさ、わかっていただけますか? 272段だそうですがステップが狭く急傾斜です。
そして所々にお猿さんがいます。私、動物は得意ではないのでドキドキです。特にイタズラをするわけではなさそうですけどね。
はるか先に見えるのが近代化されたKLの中心地ですが、よそ見なんかしてられませんよ(娘撮)。
私たちは長ズボンにスニーカーで登りましたが、当のヒンドゥー教徒の方々はサリーにサンダルの普段通り。高齢の方も子供もいます。赤ちゃんを抱っこしてる方も。
ちなみにマレーシアのトイレは有料のところがありますが、こちら(階段の下)がそうでした。RM0.5。流れるティッシュ持参で。新しくはないけど不潔でもありませんでした。たぶん上には無いと思うので、下で済ませるべし。
岩と木々に覆われた洞窟かと思いきや、登った先に天を仰ぐこの景色。これは神秘的 ここに寺院を建てる気持ちわかるわ~
階段を登り洞窟内まで行くのは無料ですが、寺院に入るのは有料です。
これだけ登ったんだしこんな立派な鍾乳石もあるくらいだからさぞや涼しいだろうと期待していたら…
否…
館内には朗々とコーランが流れていて厳かです。なんだか仏教のお経と通じるものがあります。
この日私たちはまずKLのホテルから空港までGrabで移動して、空港内(ターミナル1)にスーツケースを預けました。まだチェックインカウンターが開いていなくてコインロッカーも無いそうなので、3階の建物端の荷物預け所を利用しました。
ここは時間制ではなく一日利用で、80Lと45Lのスーツケース2個でRM60台でした。
それからまたGrabでプトラジャヤまで戻りモスクを見学したのですが、見終わる頃にスコールがやってきて、空港までのGrab代がこの旅一番の高額、RM75でした。行きはRM52だったのに、KLからの金額より高い…
これがGrabの相場変動制の洗礼。雨や渋滞時には跳ね上がるというモノです。
このピンクモスクへの行き方は電車も可能で、プトラジャヤ駅にはコインロッカーがあるし、利用する航空会社によってはKLセントラル駅から荷物だけ先に送れるシステムもあるそうです。
私は今まで旅先では交通系ICカードを購入し、帰国後もそれを思い出として持っているのだけど、今回はGrabに全面依存しカードを購入しませんでした。
とは言えその街を知るには公共交通機関を利用すべしという鉄の掟の下、地下鉄とモノレールに一回ずつ乗りました。
チケットを券売機で購入すると紙でなくこんなコインが。おもちゃぽいけどこの中にチップが埋め込まれていて、改札口でICカード同様かざすと利用できます。再利用できていいね。
(2024.7.23.up)
次のページ
この時点でこのガイドブックがコロナ後の情報にアップグレードされていました
カルトナージュおりおりのInstagram、minne、Creemaはこちら
ご覧いただきありがとうございます。よろしければロゴをクリックお願い致します