いつもお読み下さり、どうもありがとうございます。
うりりんです。

 

前回のブログはこちら↓↓↓

 

109話 実家同居 夫と父の不仲

 

2016年4月に45年間営んでいたクリーニング店を廃業し、

同居し始めて間もなくの6月に肺がんの末期で

余命は2ヶ月〜3ヶ月だということがわかりました。

 


初めは入院する予定で手続きをしておりました。
 
しかし、母は出産以外入院したことがなく、入院と聞いた時に心細そうな顔をしました。
 
その顔を見て、「父に余命が少ないのであれば、できる限り自宅で見守り、
最後に私たちでどうにもならなかったら病院にお願いすることにしたらどうか」
と提案しました。
 
父もしばらく考え、すぐに入院を取りやめました。
 
母は一瞬不思議そうな顔をしましたが、とても嬉しそうでした。
 
初めは普通に日常を送っておりました。
 
できる限りのことをしたいと考え、父と相談の上、
がんに良いというラジウム温泉に湯治に連れて行くことにしました。
 
あまり遠方には行けないので山梨の増富温泉へ向かうことにしました。



少し時間があったので、PAで寄った富士見パノラマ高原の綺麗な花の画像が目に止まり、母が花好きなので、連れて行くことに。
 

 

高所が好きな母音譜

 

私と妹
 

 

実はこの時が、最初で最後の家族旅行でした。

いつも父と妹と私の3人で

父の実家に盆と暮れに行っておりましたが、

母は一人でお店に残っておりました。
 
荷物を辻堂駅まで持ってくれた後、

母は踏切まで移動して見送ってくれ、

車窓からその姿にいつも悲しくなったことを思い出します。

だいたい横浜あたりで
父の実家に到着した後のことを考えて大丈夫なるんですけどね。
回復はやっゲラゲラ
 
ここに来れたことは相当嬉しかったようで、
よく母がこの時の写真のアルバムを見ていたそうです。
 
その後、増富温泉へ。
 
はじめ気づかなかったのですが、この近辺の温泉には
サンメドウズ清里スキー場や

八ヶ岳ザイラーバレースキー場(シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳)、

小海リエックススキー場の帰りに寄った記憶が…(⌒-⌒; )



この日、母から
「一緒に泊まってほしい」
と言われましたが、
自宅に電話して確認したところ、
「明日の弁当はどうするんだ!」
と夫から言われ
しぶしぶ妹と帰ることにショック

「コンビニでもなんでもあるだろ💢」
って無理にでも泊まれば良かったなーと今でも後悔しています。
 
優先順位間違えましたね…

ちなみにこちらの温泉にお世話になりました。
 
不老閣
 

両親を送ってきた私たちにも
「ご入浴して行かれたらいかがですか?」
と仰って下さり、

お金をお支払いしようとしたら

「結構です」

とのお言葉。
 


温泉の入り方なども丁寧にご指導いただき、
とても皆さま親切にして下さいました音譜
 
ちなみにラジウム温泉は低温なのだそうです。
確かにプールぐらいの温度でした。
でも、入浴後はポカポカでしたよラブラブ
 

 
それから2日程経って、妹が遊びがてら様子を見に行ったら

母が「帰りたい」と言い出し、
予定よりも早く湯治は終わったのでした。
 
チャンチャン🎵
 
長期滞在のつもりでかなり買い出しして
妹と二人で自炊所まで運ぶのも大変だったのですけど…(・_・;

帰りも運び出すのが大変だったらしい…
 
次は、私のプチ家出から看取りまでを投稿したいと思います。

 

 

引き続き111話もお読み下さいませ。

 

111話 肺がん末期患者(母)へのアロマケア〜プチ家出と看取り

 

最後までお読み下さり、どうもありがとうございました。