備後落合行きキハ120はたなだラッピングです。
大きなカメラを持ったおじさんが一人降りてきて、乗ったのは私一人。
思いがけなくも団体とおぼしき中高年男女で満席。
運転席横に立って、スイッチバックを見ます。
ポイントで二段目に入り、踏切を越えて急勾配を登ります。
2段目を登りきったところに、信号所のスノーシェードがあります。
左側の線路は3段目。
スノーシェードを出ると停車標があって、ここで停車。
運転士さんは車両前方・備後落合方向に移動します。
急行ちどりは4両編成だったので、運転士さんは備後落合方向にいて、車掌さんが後方で警戒にあたっていたそうです。
折返し点の車止め。
長年この写真を撮りたいと思っていました。
ポイントが切替って、3段目に入ります。
いつもなら私も前方運転席横に移動するのですが、既に満席なのでそのまま後方にいます。
2012年訪問時の写真ですが、スノーシェード内に二つ信号があります。
3段目、備後落合方向の信号が青になって、列車が動く仕組みです。
再びおろちループ。橋の右側に道の駅おろちループがあります。
ここから木次線を眺めると、本当にゆっくりと列車が動いています。
三井野原で団体さんは下車。
観光バスが待っていて、道の駅に行くと言っていました。
奥出雲を観光して、最後に横田から三井野原まで列車に乗るツアーのようです。
あるツアーでは、「木次線利活用推進協議会助成金」ひとり4,000円とあります。
普通列車2区間以上乗車、トロッコ列車奥出雲おろち号は助成金の対象外となっています。
色々な税金の使い方があるなあ、と思います。
車内は運転士さんと私と二人きり。
失礼ながら、いつもの木次線になりました。
実は80年代のはじめに、出雲坂根から夕方の備後落合行きに乗ったことがあります。
記憶が定かでないのですが、キハユニ26(?)の単行で、やはり乗客は私一人でした。
(キハユニの単行なら両運転台のはずですが、キハユニ26で両運転台があったのか、もう一両ついていたのか不明です)
広島県に戻って、油木。広島県最北の駅です。
誰も乗って来ませんでした。
列車は山の中を下って行きます。
芸備線が近づいてきて、備後落合に戻って来ました。
誰もいない3番のりばに三次行きが待っていました。
夕方は新見行きとの接続はありません。