開拓史史跡
札幌控訴院②
(現・札幌資料館)
【刑事法廷展示室】
まちの歴史展示室からすぐの所に刑事法廷展示室があります。
ここで裁判が行われていました。
裁判官側と被告側と両視点から見てみたいですよね🤗
この法廷は大正15年、控訴院として落成した当時の刑事法廷を復元してます。
当時は大日本帝国憲法の下、すでに近代的な司法が確立してました。
戦後に日本国憲法が公布されると制度も大きく変わり、控訴院は廃止となります。
昭和22年からは札幌高等裁判所となり、昭和48年移転するまでここで刑事裁判が行われてました。
では裁判官側からの視点から見ていきましょう!
【判事席からみる法廷】
上着と帽子の地色は現在も同様で黒。これは何色にも染まらないという意味があります。
胸飾りの色と刺繍が役目により分けられていてました。
判事 深紫
検事 深緋
弁護士 白
刺繍は桐花で大審院は7個、控訴院が5個、地方・区裁判所が3個ついており、弁護士にはその刺繍がありませんでした。
【おおば比呂司記念室】
売店もあったりします。ちょっと時間の都合上、よく見てなかったので詳細は現地でご確認ください💦
一階は以上です。
この建物自体が大正期を物語るもので至る所にその面影が残るのですがそれは次のブログにて紹介致します。
刑事法廷室は厳格かつ綺麗に整備されていて、当時の雰囲気がとてもよく伝わりました。
中の職員さんと開拓史についてお話しながらこの法廷を見学してましたので非常に有意義な1日となりました。
色々教えてもらいましたよ
本当、建物自体も素晴らしいので一度見学する事をおすすめします❗