【開拓史124 白石郷土館N0.2 開田の碑】 | 桜東行のブログ

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開拓史に特化したブログです。
幕末は高杉晋作さんが好きで、こちらは小説系にしたいと思案中。

札幌近郊の開拓史史跡及び歴史について書いてます。
宜しくお願いします(*´∀`)

白石郷土館N0.2

では資料19~23までみていきましょう
٩(๑´3`๑)۶

19 工業の発展 鈴木レンガ工場
鈴木レンガ工場の紹介(道庁赤レンガ庁舎は鈴木工業と大久保工業のレンガで作られた)
白石村は良質な粘土の産地である事を知る事が出来ます。
下には鈴木レンガ工業についてさらに詳しい資料が展示されてます。

20 交通の発展 鉄道・駅・道路
明治13年~昭和16年2月までの鉄道や白石・厚別駅について知る事が出来ます。
下には刻印のついた鈴木レンガ(本物)が展示されてます。

21 教育の発展 白石・厚別の小学校創設とその系譜
当時の6校から現在ある小学校の系譜を知る事が出来ます。
お近くの小学校がどのような経緯創設されたのか系譜で見れますよ爆笑

22 地域の営み(白石・厚別)
昭和18・20・25年の白石駅及び本通2丁目付近の地図をもとにその営みを知る事が出来ます。

23 2級村時代から1級村時代へ 村役場と歴代村長
白石役場の設置~解体までの歴史と16代の歴史村長について知る事が出来ます。
その下には白石村管内全図などが展示されてます。

【ブースにあるタブレット】

【TV放映】
タブレットではより詳しい情報などを検索出来ます。ネットには繋がらないようでした。
またTV放映にて色々なイベントなどが放映されてました。椅子に座りながら見れますのでゆっくり観るのも乙であります
(๑´ڡ`๑)

【白生公園にある開田の碑】
最後に白生(はくせい)公園内にありました開田の碑を掲載します。場所は白石区中央3条5丁目-3にあり、道路沿いに建立されてます。
この碑は昭和15年11月10日に建立されました。説明文がありますのでそれを引用して終わりたいと思います(*´▽`*)

白石村水田発祥の地

明治のはじめ北海道は稲が育たない地としてもっぱら麦と畑作が農業の中心でありました。

 この地に入殖した旧白石藩の人たちは明治7年に故郷から稲籾を取り寄せ、稲の作付けを試みましたが厳しい条件に打ち勝つことが出来ず、一粒の米も収穫出来ない年が続いたのです。

 しかし、米に対する強い思いと旧白石藩士としての団結心でこの白生公園一帯の荒れ地を共同で開墾、明治16年初めて籾79俵(約5.5キロリットル)の収穫をあげたのでした。白石米第一号の誕生です。

 その後も日照りや冷害、病害虫に強い稲の品種改良を重ね、その努力が実って毎年少しずつ収穫を上げていく事が出来ました。

 白石村の稲作成功はやがて札幌近郊に稲作を広めることとなり、水田経営の模範として讃えられたのでした。

            1994.3 白石区役所
 
さて、いかがだったでしょうか。
発展の経緯を知るにはやはり郷土館ですね。
複合庁舎には立体駐車場があり車でも駐車場を探す必要はないです。
ちょっと狭いのがネックなんですが…あせる

宮城県白石市との繋がりもある白石区。夏には川下公園で片倉鉄砲隊が実演してくれてました。
そうしたイベントなどチェックしておきたいものです(●^o^●)