先ず、過去・現在・未来は時系列に流れている訳ではありません
ヒプノセラピーをやっていた頃、ある方達の紹介で来られたSさん。
今の人生に影響を与えている過去世を呼び出すと、別の村から連れて来られた捕虜(子供)が居ました。
この捕虜はSさんの過去世です。
Sさんは自分が大人になったら、生贄になることを分かって成長していきました。
育ててくれた家族にも心を開かず、生贄になる時を待ったのです。
最終的に棺桶に入れられ生贄として、その地の神に捧げられました。
その人の魂のカケラは、現在の今この時でも、未だにその棺桶の中にいました。
で、その方のハイヤーセルフに問いました。
「この人は生まれる前からこのような人生を選んだのか?」と。
すると、ハイヤーセルフは「生贄はこの人の希望で(体験したかった)最初から決まっていたが、このような人生では無い」との答え。
で、ハイヤーセルフが言われた時に戻しました。
それは村にやってきた時でした。
そこから人生をやり直しました。
すると生贄になることはわかっていましたが、村の子供たちと仲良くなり、育ての家族にもなつき、楽しく過ごして大人になり、納得して生贄になり、天に召されました。
そこで大往生したので棺桶に魂のカケラは残っては居ませんでした。
が、私が驚いたのは、書き換えられた人生で交流を持った村の子供たちは、私の所を紹介して下さった方々だったのです。
えっ?!!
書き換えて出会った人が、未来では既に居た!!
その頃は過去→現在→未来 と時系列に時が存在すると思っていましたので、過去を変えたら、変えてから出て来た人たちが既に現在に居た!と驚いたのです。
今なら過去も現在も未来も同時に存在するから、未来を変えれば過去も変わるし、過去を変えたら現在も変わるという事も理解していますので、驚く事ではありませんが。
で、何を言いたいかというと、よく言われている「自分が変われば周りが変わる」という事の理由です。
この生贄の人の人生は選択により未来は変わっていました。
で、人生は選択により未来が変わります。
Sさんには沢山の人生のページがあり、選択により違う未来が書かれたページに行き、違う人生を歩むのです。
だから自分が変われば未来が変わるというのは、自分が変わって次元が上がれば、違うページを開くので、次元が上がった環境に行くという事です。
同じ登場人物なんだけれど、今まで意地悪だったあの人が何だか優しい人になって居たり、尊敬できなかった親が素晴らしくなって居たり・・と次元が上がった世界に行きます。
パラレルワールドなんですよね。
周りの人達が酷いと思ってる方は、自分の波動が低いから低い環境にいるわけで、全ては自分のせいなのだと分かれば人生は楽ですね。
自分が変われば周りも変わってくれるからです。
だから人のせいにするのは辞めた方が良いですよ。
自分が至らないのですから。
幹を見ないで枝だけ見ていたら、問題の本質が分からなくなります。
その分寄り道しますから。
次元を上げて人生を更に進めていきましょう。