ご近所さんの藤棚にみごとな藤の花。
この花を見るといつも日本舞踊の「藤娘」を思い浮かべます。
藤娘(ふじむすめ)とは、日本舞踊や歌舞伎の演目の一つ。
「道成寺(どうじょうじ)」や「汐汲(しおくみ)」と同様に、
羽子板に描かれる主な題材の一つです。
絵の中から抜け出した藤を担いだ美しい娘が、
咲き誇る藤の花の下で、男性を想いながら、
藤の小枝を手にして舞っている姿を表しています。
4月8日(土)
横浜みなとみらいホールへピアニスト仲道郁代さんの
ベートーヴェンを聴きに出かけました。
開演は1時半でしたが、12時半から↑前回(2022年12月3日)と
今回の2日セット券購入者の特典があり、
(過去の記事2022年12月3日のコンサート)
プレコンサートで1800年製のブロードウッドを使用して、
ベートーヴェンソナタ18番の演奏。
高音域は綺麗な音でしたが、
低音域になるとチェンバロのような音。
大きな会場のコンサート用ではなく
室内で弾いて楽しむピアノ・・・と仲道さんは解説されました。
ベートーヴェン(1770-1827)は1818年、
ブロードウッド社から6オクターヴのピアノを贈られ大変感激し、
まだ手元に届かないうちから礼状を書いているそうです。
ピアノも色々改善されて
現代のピアノができるまで300年。
ピアノの歴史も勉強しなければ・・・。
仲道郁代さんは2020年のベートーヴェン生誕250周年~
2017年ベートーヴェン没後200年を記念して
ベートーベン、ピアノソナタ全曲演奏会を予定しておられます。
この日のプログラムは
【オール・ベートーヴェン・プログラム】
ソナタ第3番 ハ長調 op.2-3
ソナタ第18番 変ホ長調 op.31-3
――――――――――
ソナタ第8番 ハ短調 op.13「悲愴」
バガテル「エリーゼのために」イ短調 WoO59
ソナタ第31番 変イ長調 op.110
前回と同じYAMAHAの CFXで演奏。
どの曲もため息が出るほど美しく
ここであれこれ書く事はあまりありませんが、
アンコールのシューマンの「謝肉祭」の
ピアニッシモの美しかった事。
素晴らしい演奏でした。
どの曲も解説を入れてから演奏されますが、
以前と同じ、少しマイクの音量が低く、
聞こえにくいところがあったのは残念。
この事はこの日、会場の入り口でスタッフの男性に
「マイクの音量を上げてほしい」と願い出ましたが、
ホールの残量時間の問題でしょうか。
残念ながらあまり改善されませんでした。
次回6月3日のコンサートはサントリーホールなので
どういう風に聞こえるかもチェックしておこうと思います。
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