朝の色

ほぼ２か月間ずっと家に閉じこもって、早朝から深夜までパソコンの前から離れられず、ほとんど外に出ず。

そんな異常な生活は、やはり言いようのない苦しさを帯びていました。まだ続いていますが。

そんななか、１つだけ増えた、心地良い習慣があります。

早朝の朝を感じること。

空を見ること。

ほんの数分。

でも、毎朝が奇跡のようです。

早朝の空があんなのだとは知りませんでした。

いまだと、5時くらいを境に空の表情が変わります。

できれば、5時少し前の空を見てみてください。

「仕事だと思って、時間をとって、ちょっとは歩かなあかんよ」

電話の向こうで祖母が心配そうなので、朝、少しずつですが歩くことにしました。

近くの大きな公園まで歩きます。

昨日は、梅の木を発見。

落ちてそのままになってるのを１つ、いただいてきました。

とてもとてもいい香りで。

色々思い出していました。

｢生の梅は食べたらあかんよ｣

すかさずメールが入ります。

祖母の心配は絶えません。^^

早朝ベランダに出ると、たくさんの鳥の声がします。

だけど、カラスとスズメとキジバト以外は聞き分けられません。

本当に残念。

声が分からないと仲良くなれないかなぁ...。

なんともグレーな日々ですが、

いままで知らなかった時間と景色を感じています。

シロツメクサ

テレワーク巣ごもり生活のなか、自分の感覚が、何か色々感じはじめているみたいです。

って人ごとみたいですが、それはおいといて。^^

絶対行かないといけないところって、案外少ないですね。

私の場合、食料品屋さんと、薬局と、郵便局くらいかな・・・

昨日は夜に近くのポストまで歩いて行きました。

夜に咲くシロツメクサを、初めて見ました。

・・・あの子たちって、夜も元気なんだな・・・知らなかった。

もう少しうなだれてるのかと。小さい可愛いコだと思っていたけど、案外しっかりしてるのかもしれないな。

それはそれで新鮮な驚きだったけど。

やっぱり来年は春の陽の下で、シロツメクサを見てみたいなぁと思います。

祈り

4月になりました。落ち着かない春です。

身体も心もソワソワしているので何かを書く気にはならないのですが、お約束していた時期がきましたので、無事に過ごしておりますとだけはお伝えしようと思いました。

もともと仕事の半分は在宅だったのですが、ますます遠隔感が強まり、会議もすぐにZOOMやSkype for businessに切り替わりました。その対応でバタバタしているだけの毎日です。

まずは、みんながこの時期を無事に乗り越えられることを願いたいと思います。

そしてその後は、今回のことで大きく変わるであろう社会の価値観や未来の方向性のなかに、自分の身体を置いてみるところから始めないといけないのだろうと思います。

取るもの手につかずなこの日々。

耳はバリオスの ｢大聖堂｣ を聴きたがり、心は "ニーバーの祈り" を繰り返しています。

神よ

私達に変えられぬものを受け入れる心の平穏を、

変えることのできるものを変える勇気を、

そして、変えることのできるものとできないものを見分ける知恵をお授けください

"ニーバーの祈り" より抜粋