シェイクスピア・グローブ座 | Luch Kolorita

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創作メモ と 「お気に入り」の日々





先日ロンドンへ行ったときの続きです。

ビッグベン。

とりあえず載せとかないといけないですね。^^

曇り空の多いイギリスですが、時折このように青空が顔を覗かせることもあります。



先月は知り合いのオーストラリア人がちょうどロンドンへ来ていたので、お互いの仕事の合間に、半日ほど一緒に街を散策しました。

彼は以前ロンドンで仕事をしていたことがあるのですが、その彼の一押しが 「シェイクスピア・グローブ座」 でした。

シェイクスピア・グローブ座は、シェイクスピアが活躍していた当時のグローブ座を模して再建された劇場です。

舞台を丸く囲むように観客席があり、中央は立ち見席。その上には屋根がありません。桟敷席には屋根がありますが、半野外劇場なので外の空気を感じながらの鑑賞になります。

見たのは 「The Comedy of Errors (間違いの喜劇)」 。

シェイクスピアのシナリオは古英語書かれていて、上演も古英語でなされるので、ネイティブでもすべては理解できないそうです。

なので彼から、前もって読んで来るようにと言われていました。

(あいにく日本語の翻訳が手に入らなかったので、シェイクスピアのオリジナルにトライしてみましたが、韻を踏んだ古英語に歯が立たず、すぐにギブアップ。現代英語版を入手してなんとか一読し、劇に臨みました。・・・情けない話ですが、劇一つ見るのに相当の苦労です。^^)

いわゆるコメディのドタバタ劇だったので、リラックスして鑑賞できました。あらかじめ読んでいても細部までは理解できませんでしたが、それでも当時の劇場の雰囲気は十分に味わえました。

ただ劇の後半になってくると、時間的に冷えこみが厳しくなってきました・・・半野外ですからね^^。でも、当時の人たちもこうやって寒さを凌いで鑑賞していたのかなぁ、と。

・・・でも、上空を何度も横切っていく飛行機の音だけは、シェイクスピアも予想しなかっただろうなぁ。