ブログをご覧くださり
ありがとうございます
毎日、子育てに奮闘している皆さん、お疲れさまです
かんしゃくやわがまま、イヤイヤ期に直面していらっしゃる方もたくさんいらっしゃることでしょう
日々、カウンセリングでもその都度、親御さんの悩みとお子さんの現状を踏まえながら、アドバイスをさせていただいています
お話の中から、最近よく出てくるお悩み…
抱っこがしづらい
抱っこを嫌がるので、お出かけの時大変
抱っこをして膝に向き合って座らせても、目を合わせてくれない
簡単に言うと、抱っこに対するお悩みです
子育てに悩んでる方にはこの抱っこの悩みも付き物です
子どもは「抱っこ、抱っこ」とせがむものだと思っておりましたが、最近のお子さんは
抱っこを嫌がる
思い当たる方も多いのではないでしょうか?
歩行が確立するまでは、気づかないことが多いのですが、子どもが自由に歩き始めたとたん、親御さんたちは困りだします
抱っこを嫌がり、勝手に動き回るので、靴を履いて歩けるようになっているにもかかわらず、抱っこ紐を利用して、我が身にくっつけておくことになる…だからといって、いつまでも抱っこ紐を使うわけにもいかない
結果、自由に歩きまわる子どもの跡を追って歩く親御さんが増える訳です
本来、親が先を歩き、子どもが置いていかれないように跡を追うものなんですよ
そうでなければ、しつけはできません
結局、別の場面でも困り事が増えるのです
抱っこ紐、お母さんの身体の負担にならないように、すごく研究されてどんどん良い製品が出ていますが、使い方には少し気をつけた方が良いですね
抱っこ紐に抱っこされている赤ちゃんの姿を見るとよくわかります
手足がダランと下がったままになっていることがほとんどです。腰が座るくらいの月齢になると、本来、抱っこされるとき子どもの側も手足に微妙に力を入れて、しがみつくようになります。
これが抱きやすいということ。
しっかりとしがみついてくれるようになると、捨て身で抱かれるのとは違い、抱く方も負担が少なくなります
抱っこ紐はある意味、捨て身で抱かれる感じになるので、抱っこ紐が無い時でも捨て身になってしまうのでしょうつかまらなくても、落ちませんもんね
抱かれるときに捨て身になるというのが、いわゆる抱きづらいということ
抱っこ紐を使えない年齢になって、抱っこしづらいという悩みが顕在化する
最近は街中で、パパも抱っこ紐を使って赤ちゃんを連れているのをよく見かけます
女性より力もあり、しかも、たまの休日のお出かけくらいのなら、パパは率先してしっかりと自分の腕で抱っこしてあげて欲しいなと思います
不安定な体勢になると、ギュッと子どもの方も力を入れてつかまるようになったり、興味のあるものにはすぐに体の向きをそちらに向けることができるので、子どもが今、何に興味を向けているかわかりますからお子さんとの気持ちの共有もできますよ
抱っこ紐を使い過ぎないことのメリットは他にもあります
自由に下ろして歩かせたり、危ないときや都合の悪いときはすぐに声をかけて抱きあげることができる。つまり子どもの動きを大人がコントロールできるということ。しつけの始まりです。
お家と違い、外界は危険がいっぱい。ルールもたくさんある。
子どもだから許されるというものではありません。
歩くか歩かないかの頃から、少しずつ社会性を教え、身につけさせるためにも、抱っこ紐の使いすぎになっていないか、振り返ってみてくださいね
抱っこして、子どもにしがみつかれる感覚、良いものですよ
せっかく、親になる機会をもらえたのですから、しっかり味わって下さいね
子どもを抱っこできる期間は意外と短いです