これからの男の子たちへ
「男らしさ」から自由になるためのレッスン
読みました。
もう、本当、
すごくいい本😭😭😭
私のブログ読まれなくなってもいいから
この本読んで
って本気で思いました
昨年8月に発売されましたが、
大変注目されているようです。
「男脳」「女脳」って
科学的根拠に欠けるらしい
ということは
いくつかの本で見ていました。
そして
本書で書かれていましたが、
このように脳の性差で説明しようとすることは
学術界でも近年
「神経性差別主義」として
問題視されているとのことです。
私は「男脳」「女脳」の主張が
大嫌いです。
物心がつく前から
周りには社会的な
「男らしさ」「女らしさ」があふれ、
刷り込まれていきます。
それによって
「男脳」「女脳」が
作られていくのだと思っています。
さらに、
弁護士として離婚事案などを扱う中で
様々な「有害な男らしさ」を
見てきた著者が
実際の子育てでしている
2人の男の子との会話など、
日々の子育ての中で
とても参考になりそうなことも
たくさん書いてありました。
成長にしたがい社会が広がり、
子供たちは
学校や友達、ネットなどから
様々な情報を得るようになります。
だからこそ
社会からあび続けるバイアスを
本人が”おかしい”と思えるためには、
今はまだ残念ながら
ただ単に男も女も同じ、ではなく
丁寧に粘り強く伝えていく必要が
あるのだな、と思いました。
わが子を
セクハラ加害者にさせないために
性暴力加害者にさせないために。
女性はよく分かると思いますが、
性暴力や性差別は
犯罪になるようなものだけではありません。
モテを勘違いしたり付け込んできたり
女性をもの・商品のようにしか見れない人 とか
わが子がこのように
育ってしまわないように。
また、
女の子の子育て中の方にも
おすすめできます。
嫌な思いをしたときに
「こういうことはよくあるよ~」
とかですませてしまうと
子供の口をふさいでしまったり
声を上げられなくなる
ということに繋がってしまうので、
そういうことが避けられると思います。
性差別構造を知ることは
とてもツライですが、
早い段階で知っておくことは
自分を守るのにきっと役立つはずです。
こちらの著者のインタビュー記事も
すごくいいです!
https://book.asahi.com/article/13675735
「愛してる」とか「好き」とかいう言葉には、容易に暴力を見えづらくする危うさがあることを踏まえ、大人は子どもに不用意に「あの男の子が意地悪したのは、あなたを好きだからなのね」などと言うべきではないと思っています。「そういう方法では好意は伝わらないしかえって嫌われても仕方ない」と正面から教えるべきではないかと。
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