ドレスは長年手がけているけれど、着物についての知識をもっと増やしたい...と本屋さんで着物雑誌を選んでいたら、人間国宝で染色家の志村ふくみさんが2024年秋に100才になられたということで特集を組まれていました。
その中で「一言で言うならば、きものは民族の誇り、魂です」
と言う言葉を目にした時、思わず持っている雑誌に涙がこぼれ落ちそうになり慌てて雑誌を閉じて、お会計をしてもらうためレジに向かいました。
やはり何かを極めた方の言葉は、まっすぐに心に届き突き刺さる。
私たちが生まれた時代は、すでに着物は日常着ではなく、特別の日に装うものと言う観念しかありませんでしたが
ドレス作りの経験を活かして着物リメイクをどうしてもやりたかった理由は、日本人としての民族の誇りや魂が着物に宿っていると潜在的に感じていたからかも知れない、と志村ふくみさんの言葉に触れたときにふと浮かびました。
余談ですが驚いたのは、志村ふくみさんと誕生日が一緒だったこと。
単に偶然ですが、嬉しい偶然!!に勇気をもらいました。
2016年に志村ふくみさんについて書いたブログです。良かったらご覧ください。
週末はドレスのリメイクのお客様がアトリエを訪ねてくださいました。
ルーチェ・ニニフニのHPを見てきてくださるお客様は、第一印象がとても優しくて穏やかな方ばかり。素敵な方のドレスをお預かりし心を込めてリメイクさせていただけることに感謝しています。
一年前に完成したルーチェ・ニニフニのHPですが、少しずつご覧くださる方も増えて嬉しいです。
いつも支えてくださる方、応援してくださる方、いつもブログを読んでくださる方のおかげです。ありがとうございます。
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