こんにちは!

 

なぎさです!

 

 

昨日のお話はこちら↓

 

 

 

私は小学生のころから

ぜんそくがひどかったのです。

 

 

ところが母は

わたしをぜんそくだとは思っていなかったのか

思いたくなかったのか

 

 

いつも、

隣のお兄ちゃんはかわいそうに、

ぜんそくで施設に入ってるんだよ

と言っているのに

 

 

わたしは一度も

病院に連れて行ってもらったことがありません

 

 

 

隣のお兄ちゃんのぜんそくは

施設に入所するぐらいだから

きっと重い症状だったのだとは思うけど

 

わたしのぜんそくも

発作が出たら

ほんとに息が苦しくなって

 

 

ピー、ピー

とか

ひゅうー、ひゅう

とか

 音が出るほど

 

 

 

気道がほんとにせまくなって

今にも息が止まるかと思うほど

苦しいときもよくあったのです

 

 

 

特に

夜、寝ようとして

横になると

呼吸が全くできなくなるので

横たわることができませんでした。

 

 

 

だから

私は

壁にもたれ膝を抱えて苦しみながら

なかなか眠れない

状態が続きました。

 

 

 

そんなとき

母が

ヴィックスヴェポラップという塗り薬を

胸に塗ってくれます

 

 

 

すると

その有効成分の効果で

呼吸が少し楽になって

なんとか眠ることができるのです。

 

 

 

ヴィックスヴェポラップを塗りながら

母はよく

「隣のお兄ちゃんは可哀想だねえ、

ぜんそくだから

家にいられなくて」

 

 

 

苦しくてうつろな目をしている

私に向かって言うのです

 

 

 

隣のお兄ちゃんと私

何が違うのでしょう??

 

 

なぜ、私を病院に

連れて行ってくれなかったのか

 

 

母は

風邪の症状だと思っていたのか

ヴェポラップを塗っておけば

安心だと思っていたのか

 

 

 

こうして書いているだけでも

あの苦しさを思い出して

涙がちょちょぎれます真顔

 

 

 

なぜ、そうなってしまうのか…

 

 

 

精神的に未熟な親は形の上では存在していても

子供に助けの手を差し伸べたり、

本当にそのつらさを感じて

安心させてあげる

 

 

といったようなことが難しかったり

体のお世話はしていても、

情緒的なケアは全くできなかったり、

 

 

その能力に限界があるのです。

 

 

 

そして私(子供)は

親を助け、

親に迷惑をなるべくかけないように

我慢したり、頑張ったりが通常運転のため

 

 

 

人に助けてほしいと

言えない

言い方もわからない

言ってもいいと知らないで

 大人になって、

 

 

 

自分が我慢する道を選んだり

頑張り続けてしまったり、

 

 

 

だれからも助けてもらえないという思いや

いつまでも消えない

不安や孤独感を抱えて

生きづらくなってしまうんですね。

 

 

 

辛かったね、私泣き笑い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回

母がいなくて大泣き

に続きます。