マイカレでご紹介頂いたタロット狂いの集まり”タロット狂”で初開催した「タロットでカラオケ」。
前回に記事「【タロット】でカラオケ」に続き、今回はリーディング・選曲編と題し、私が歌った曲について、タロット解説をまとめてみます。
実際のタロットでカラオケの模様は、桜田ケイさんがnoteにまとめて下さっていますので、そちらをご覧ください。
ということで、さっそくはじめましょう。
Q:『ライオンは寝ている』トーケンズ
A:<力>
左:ウェイト-スミスタロット
(以下同じ)
「ライオン」と出てくるので、<力>か<カップの2>になるよねということは想像がつくでしょう。
次に注目して頂きたいのは、「寝ている」というところ。
<力>の女性がライオンにやさしく触れているシーンは、寝かしつけているように見えませんか
ということから選びました。ちなみに、この曲はよく歌います。笑
……と、ここで思い浮かんだのが<力>のカードのあだ名「寝かしつけカード」
荒ぶるものすべてをあやして寝かしつけてしまうんですね。
これはまた後日、「タロットのあだ名」として記事にまとめます
Q:『DO NOT』藤井フミヤ
A:<節制>
これはまあまあの難題かもしれませんが、大アルカナの残りをやっつけようというルールの際に選んだので、残された大アルカナからの選択という、難易度が下がった状態での試みでした。
歌詞を真剣に追っていくと、「真っ白な二人に戻ろう」で分離し、「もう一度二人で歩こう」で融合する。
「愛の錬金術だよね?」ということがわかるはず。
Q:『難破船』中森明菜
A:<死>
<死>をテーマにした歌ということで、死にたい気持ちになり、相手のことも海に沈めたくなってしまう『難破船』が浮かびました。
「みじめな恋つづけるより 別れの苦しさえらぶわ~♫」
まさに、自らの恋の定めを受け入れて、恋の終わりを選び、愛の死と向き合おうとする歌詞もピッタリですね。
Q:『ウエディング・ベル』Sugar
A:<女司祭>
案の定、<司祭>を選ぶ人がいた曲です。
結婚式=祝福=司祭、という読みが成立するからでしょう。
ところが、歌詞では、「くだばったちまえ アーメン」とあり、祝福はしておらず、嫉妬心を抑えて参列する女性の歌です。
つまり、彼女は失恋し独身のままということから、1人で恋の夢を見て信じていたウブな若い女性であることがわかり、<女司祭>となるのです。
ひねりを効かせて深読みしないとダメなパターンのQでした。
Q:『慟哭』工藤静香
A:<ソードの9>
ソードのカードが1枚も出ていなかったことから、ソード縛りで歌うターンとなったときの歌です。
「ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて 気がついたの~♫」
『慟哭』のさびの歌詞そのまんまが<ソードの9>でした。
歌詞のシーンそのものがカードに描かれ、意味的にも気づきにつながっていく<ソードの9>という、個人的には完璧なチョイスでした。
きっとみんな正解してくれるはずと思ったらそうでもなかったという
結構、こういうこともあるので、そこも含めて面白いタロットでカラオケなのでした。
ぜひ、この投稿をご参考に、タロットでカラオケに挑戦されてみてください
またどこかで開催しよう
予定も決めていないのに、今から楽しみです
こっちの”新刊”も楽しみですよ~