FCMでのイベントに加え、今回の上京で大きなテーマの1つとなったのが「タロットでカラオケ」でした。
マイカレで何度かご紹介頂いているタロット狂いの面々を集め、タロット×カラオケに挑戦してみようという試みです。
簡単に説明すると・・・
引いたカードのイメージで1曲歌い、参加者全員で何のカードだったのかを推理して、各自で選んだタロットを一斉に見せ合い、外れか当たりかで得点を付けていくというもの。
・歌った曲をどれだけ当ててもらえたか。
・歌われた曲をどれだけ当てられたか。
この2つが得点としてカウントされていきます。
タロットを歌で伝えるというミッションですね。
今回は初めてということもあり、タロット遊びの達人・桜田ケイさんが、大枠のルールをご用意くださり、あとは現地で調整して進めましょうというテスト的な開催でした。
今回の参加メンバーは6名。
うち1名は歌わず、曲当てのみの参加です。
タロットでカラオケの素晴らしいところは、歌が苦手で歌いたくない人でも、タロットさえ理解していれば、ゲームに参加できるところ。
1人だけ取り残されることもなく、みんなの輪の中に入ることが出来てしまうのですね
最後に1人ずつ感想を述べたのですが、歌わなかった方は「こんなに楽しいカラオケは初めてでした」とおっしゃっていました
歌った人も全員、満場一致で「想像以上に楽しかった」という素晴らしいカラオケになりました。
カラオケを歌っているし、タロットを引いたり、選んだりしているけれど、カラオケをした感覚も、タロットをした感じもないという、これまでにない真新しい時間を過ごすことが出来たと思います。
ガチで得意の歌を聞かせよう、うまく歌おうという気持ちをいい意味で失えるのがタロットでカラオケでもあるのでしょう。
出たカードで歌うので、得意の曲を歌えるわけでもありません。
曲当てをしなくてはならないので、人の曲もしっかり聴き、歌詞やPVから連想できるタロットについて考える必要もあります。
人の歌声に関心がないからといって、次に歌う曲を選んでおくこともできません。
参加者全員が1つのことに集中し、本気になれてしまうのです。
ある意味、感動的と言えますね
ルールは、参加者で一巡したあとに、都度変更することもできます。
引いたカードでは歌えないから、選んだカードで歌おうというターンもありました。
タロットでカラオケの開催が決まったのは、約1ヵ月前くらい。
そこから78曲を選び、リストアップしている人もいれば、私のように5曲くらいで断念し、ぶっつけ本番で挑もうという人もいます。
カードで連想する曲も、曲のどこに注目するのかで大きく変わっていきます。
実は曲ではなく、それを歌うアーティストをイメージしたコートカードであるというケースもありました。
歌う人物視点なのか、歌われる相手視点なのかでも、真反対のカードを選ぶこともあるでしょう。
歌い手以外は、全員が同じカードを選んだ。
歌い手も、回答者も含めて、自分だけが異なるカードを選んだ。
というケースもあり、当たったから嬉しい、外れたから悔しいという単純な話にもならず、自分の読みの特殊さを知ったり、深読み度合いを探るきっかけにもなりました。
正解のない答えとしてのタロットであり、参加者の個性によっても異なる解釈です。
いつも歌う曲では、78枚を凌駕出来ないので、必然的に珍しい選曲をすることになり、自他共に聞いたことのない曲が選ばれてしまうケースもあります。
下は出たカード。左の横向きは出なかった大アルカナ。
ということで、いろんな意味で沼が深まりそうなタロットでカラオケでした。
実際のタロットでカラオケの模様は、桜田ケイさんがnoteにまとめて下さっていますので、そちらをご覧ください。
それにしても面白かった
フルデッキはもちろん、大アルカナ縛り、スート縛りといったお題も楽しかったです。
今回はお題になりませんでしたが、出たカードを降臨させて、みんなで決めた同じ曲を歌い、何のカードで歌ったのかを当てるのも面白そうですねw
タロットでものまねカラオケ、になるのかしら笑
タロットがわからない人は、ミリシラタロットでカラオケということで、見たカードのイメージで適当に歌って参加して頂くのも楽しそうです。
意外な発見が増えて、タロットの解釈の幅が広がっていくかもしれません。
ぜひ、皆さんも、タロットでカラオケをお試しくださいね
後日、タロットでカラオケのリーディングと選曲について書きます。
お楽しみに
こっち”新刊”もお楽しみに