絶賛発売中の「いちばんやさしい数秘術の教科書」(ナツメ社)
0でタロットといえば、<愚者>が思い浮かぶでしょう。
0は、何もない状態を表わす数です。
何のしがらみも責任もない<愚者>は、何も考えていない人(深く考えない、何も思っていない)、何もしていない人(無職だったり、時間を持て余す人だったり)、気ままに過ごす人(何にもとらわれることがなく気まま)を意味します。
何もないからこそどうにでもなれる自由があるともいえるでしょう。
【小アルカナを数字で読む】10でお伝えしたように、0が寄り添うことで10倍となった10は、1であるAの力がMAXのところにきた状態。
一区切りの段階にきたところです。
そこからまた0を使って、新しく仕切り直しするところともいえるでしょう。
【数秘術】救いの0マジックに書いたとように……
①1×0
すべてを0にしてやり直す。
②1→10
10倍の力で集中して立て直す。
③1+0、1-0
現状を受け入れて身を任せる。
10という数をそのまま受け止めれば②になりますが、1と0を用いて①や③にすることもできるのが<小アルカナの10>です。
どれを選ぶかは、当事者次第。
どんな未来にしたいかにかかってくるでしょう。
各ナンバーの詳細は、本書をご覧になってみてくださいね