78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』『オリジナルカード78枚ではじめる いちばんたのしい、タロット占い』をご好評いただき、ありがとうございます。

 

小松菜についていたモンシロチョウの幼虫を育てていましたが、寄生虫の誕生で、蝶になる姿を見ることができず、小さな繭を作るアオムシコマユバチの幼虫たちとの新たな出会いで幕を閉じることに……汗

 

こちらは飼育模様ダウン

 

あの人の気持ちが知りたいように、あの芋虫”いもちゃん”の気持ちを知りたいわけです。

 

相手が人なら、気持ちを直接聞いてみる方法もあるでしょう。

 

でも、芋虫だったらムリな話ですよね。

 

幼虫の飼育は人生初のこと。

 

何となくのイメージでしかわからない状態で、芋虫が動かなくなると、寝ているのか、具合が悪いのか、死んでいるのかも謎。

 

ということで、飼育の途中で2度、タロットを引きました。

 

芋虫と出会って最初に行ったのは、葉っぱを食べさせること。

 

そして、飼育環境を整えることでした。

 

飼育ケースを持っていないので、入れ物探しからのスタートです。

 

スーパーや100円ショップで見た記憶を頼りに、お店を周り入手しました。

 

そして、食べられる野菜や、飼育に関する注意事項などをひたすら検索です。

 

何とか、それっぽい環境が整ったものの、見ていても動かないし、食べてもくれない……

 

いつ寝て、いつ起きて、いつ食べるのかを知らないのですから、当り前なのですよね。

 

そこで、元気なのかどうかを知るためにタロットを引くと……

 


左:ウエイト版、右:デイ・ドリームタロット

 

<ワンドのクイーン>でした。

 

いもちゃんは、元気な女の子なのかもしれない。

 

卵も産むし、戦える……いざというときの強さと、命のパワーを感じますね。

 

ところがその翌日は、新しい葉っぱを入れても反応が悪く、新しい葉っぱに移動しても、一口も食べません。

 

小松菜の芯に擬態するかのように真っすぐに寄り添って休んでいたいもちゃんが、なぜか、やたらと丸まっている様子です。

 

死んじゃうのかも……

 

再び芋虫について検索していると、脱皮を4回することがわかりました。

 

そこで、タロットを引くと、<ペンタクルの2>が。

 


左:ウエイト版、右:デイ・ドリームタロット

 

生と死の狭間でバランスをとっている……

 

死ぬか生きるかの綱渡りをしているのかもしれない。

 

今はそっとして様子を見るしかないなと。

 

とはいえ、丸一日も食べものを口にしないなんて、脱皮の体力も危ういのではないか。

 

人間と違って、小さな芋虫ですからね。

 

そのまま翌日を迎えましたが、最後に入れておいた新鮮な小松菜は手つかずで、葉っぱの引っ越しもされていませんでした滝汗

 

姿を探すと、しなしなになった小松菜の裏側に張り付いたままで、その近くに、もふもふしたものが見えました。

 

あれ? 脱皮できた??

 

脱皮だけして死んじゃった???

 

虫メガネで見てみると、いもちゃんよりもさらに小さい極小の幼虫がうごめいていたのですゲッソリ

 

よく見るともふもふは、小さな繭のようでした。

 

これが噂の寄生虫”アオムシコマユバチ”だろう。

 

という非常に残念な結末を迎えてしまいましたが……

 

ここで、タロットリーディングを振り返ってみましょう。

 

<ワンドのクイーン>のときは、いもちゃんがいもちゃんだったときで、これから、未知の存在と戦う運命を示唆していたと読めます。

 

また、直感でひらめいた”卵を産むこと”は、別の虫の卵を、すでに宿していて、生まれた子どもを育てることだったのかもしれません。

 

次に引いた<ペンタクルの2>は、生死の狭間にいるいもちゃんそのものだったのでしょう。

 

生死の理由は脱皮ではなく、いもちゃんと、いもちゃんの中に生まれつつあった別の命の存在の2つを意味していたのです。

 

実際にいもちゃんは、脳をのっとられても生きていて、私が確認したときには、いもちゃんと、寄生虫の子どもたちがいましたからね……

 

ところで<ペンタクルの2>は、タロットの教科書的な読みでは、柔軟性や臨機応変さ、適当さ、調子のよさ、両立することなどになり、比較的軽いテイストとして出ることが多いでしょう。

 

でも今回は、命に関わることで出ました。

 

これはある意味、いもちゃんの命への期待と同じように、同等の重さのある別の命が登場したとことを示していたと受け止めることもできます。

 

一方が重いときは、<ペンタクルの2>は出ないでしょう。

 

あくまでも、バランスを取れた状態であるのが、<ペンタクルの2>だからです。

 

非常に難しいリーディングでした。

 

人は、自分が望む方向で物事をとらえるので、見たいことを見て、信じたい未来として受け止めてしまうのです。

 

自分のタロットリーディングの未熟さを痛感しました。

 

とはいえ、もう1つの重要な事実も、今回の実例であきらかになったと思います。

 

ものを知らないと占えないということです。

 

もっと、モンシロチョウの生態に詳しければ、未来の可能性をより鮮明に思い浮かべることができたでしょう。

 

吉凶に限らず、占うテーマについての知識がなければ、占いきれないということです。
 

モンシロチョウの幼虫について占いましたが、テーマが金運で、たとえば、お金を増やすこと、”投資について”だったとします。

 

その場合も同じで、資産運用の予備知識がなければ、投資についての明確な答えに至らないでしょう。

 

あらゆることをの知識を蓄えながら、占いの練習をすること。

 

それが、的中率を上げる重大ポイントになります。

 

意識がある限り学び続け、タロットの制度を高めていってくださいねウインク

 

 

78枚シリーズ第一弾:基本編

 

78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

78枚シリーズ第四弾:オリジナルカードでたのしむ編

 

 

 

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