『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。
第3刷が決定した『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』の「今日のワンオラクル」の事例です。
特売のイワシを買い、どのように調理したらいいかを占ったときのものです。
↓こんな感じに、ワンオラクルカルテに書き込んでいきます。
小アルカナのカップのキングが正位置で出たので、小アルカナの欄に「C」を選び、KINGと書き込み、正に丸を付けます。
第一印象に、見た瞬間のイメージや気づきを書きます。
解釈を書き込んでから、その結果が出るのを待ち、最後に結果をまとめたら、納得度の☆を塗って完了です。
だいぶラフで乱暴な書き込みですが……
実際に継続するとなると、こんな感じになってしまうのではと思います。
でも、あとで読み返して、自分自身に意味が通じればOKです。
この解釈の補足を下にまとめてみます。
なぜだか、カップのキングの赤が目に飛び込みました。
冠、ローブ、背後の帆船と、赤が目立ちます。
海から飛び出す魚は、まるでイワシのようです!
赤から、私の定番のレシピであるイワシの梅干煮が浮かび、「イワシの梅干煮」がオススメですという読みをしました。
イワシの梅干煮は美味しくできましたが、この日に予定していた主食はパスタでした。
イワシの梅干煮にするなら、白ご飯にすればいいだけなのですが、材料の兼ね合いでパスタにしたことを覚えています。
ということで、結果としては、イワシの梅干煮ではなく、イワシのスープにすればよかったのではないかと。
美味しくできたので☆は3つにしましたが、自分の読みの浅さでマイナス2つです。
カップなので、煮物という判断は間違いないでしょう。
でも、カップのキングをよくよく見ると、彼自身が海に鎮座していて、背後のイワシ(?)も、大海原でちゃぷちゃぷ泳いでいます。
煮物よりも液体が多く、液体の中でイワシを泳がせるように調理したほうがよかったと解釈できるでしょう。
赤はトマトでもよかったはず……
事後にカードを振り返ることで、こうした別の解釈が生まれるのです。
また、イワシの梅干煮を作るとしたら、何のカードが相応しいのかも浮かんできました。
カップのナイトです。
カップのナイトにも「赤」があります。
つまり、梅干煮という読みも可能でしょう。
ナイトの前にある川は、ほんのり残る煮汁にも見えてきます。
ナベという解釈はよかったのですが、”ナベ=圧力鍋”ではないですし、どんなサイズのナベを使うかを考える必要があったのです。
このように、自分の得意なレシピなどで思い込んでしまうと、せっかくのタロットの助言を活かしきれないことになってしまいます。
どんなに些細なことでタロットを引く場合でも、ニュートラルな自分を持ち続けることが大切で、私も未熟だったという結論でした。
タロットを使いこなすには、日々の精進が欠かせませんね
78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編
78枚シリーズ第二弾:リーディング編
78枚シリーズ第一弾:基本編


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